ちょっといい話
チャレンジタイム
火~金曜日の8:30はチャンレンジタイムの開始時刻です。子供の力を伸ばすため、学年の実態に応じた活動が意図的に計画され実施されています。木曜日の視写もその一つです。「今日の様子はどうかな」と思い校舎を回っていると「きまり」について考えている4年生のクラスがあったので興味を惹かれました。テーマは「”きまり”を守ろうとする習慣を身に付けることが何故大切なのか」です。「自分一人で」「近くの友達に話してみて」「クラスみんなで話し合って」考えながら、一生懸命自分の考えをもとうとしている子供たちの様子に感激です。
落ちていたから
登校していたはずの5年生〇さんが傘を開いて出ていこうとしています。「どうしたの?」『あそこに白いものが落ちているから取ってきます。ゴミが落ちているとしたらよくないでしょ』。そう言って〇さんは冷たい雨が降る中、正門に向かって走り出し、拾ってくれました。誰かが落としたマスクです。「ありがとう。残念だけど濡れちゃって使えないね、処分しておくよ」『お願いします』。自分で考え行動してくれたカッコいい中央っ子に出会えて、寒さが少し和らぎました。〇さんありがとう。
中央っ子防災フェスティバル
自衛隊富山地方協力本部の方々が来校され”中央っ子防災フェスティバル”が開かれました。子供たちはスライドを見ながら災害時の防災知識を教わった後、「ロープワーク」「制服の試着」「応急担架制作」「クイズ」「自衛隊車両の試乗」の各コーナーを巡り、自衛隊の活動や防災について学んでいました。普段なかなか味わえない体験を子供たちは思い切り楽しんでいたようです。自衛隊の皆様、そして愛育会の皆様、子供たちのために貴重な時間を用意してくださって本当にありがとうございました。
楽しみ
『おはようございます。今日、図工あるんです。とっても嬉しいんです』。5年生の〇さん、登校直後の第一声です。「図工好きなんだ、よかったね。何つくるの?」『椅子です』「すごいね、材料は何?」『木です。立山町の森林組合の人が来て持ってきてくれて、作り方も教えてくれるんです』「よかったね、丈夫につくってちゃんと座れるのをつくらないとね!」『はい、しっかり話を聞いていい椅子つくります!』。〇さんニコニコ顔で教室に向かって歩き出しました。9時30分、森林組合の方々が準備に取り組んでおられます。楽しい時間はもうすぐです。組合の皆様、ありがとうございます。
シャッフル
『ありがとうございました、楽しかったです』。視写が終わった直後の〇さんの言葉です。今日の5年生の視写の時間は担任が入れ替わって実施されました。いつもとは違う先生の指導で行う活動に新鮮さを感じたのか準備を急ぐ5年生の表情は生き生きしています。中には視写に参加し、自分の記録の70%を基準として子供と記録を競ってくれる先生もいます。『そのままの記録で先生に勝てちゃった』『もう少しだったのに、惜しいなぁ』『自己新記録が出ました』。普段以上の集中力が発揮されたようです。「3人の担任が学年全部のクラス担任でもあることを子供たちに感じてほしくて、視写の時間に担任を入れ替えてみました」学年主任の思いが子供たちに伝わると嬉しいです。