2023年5月の記事一覧
見てください!
『五百石駅は建物とかが周りになって町の中って感じがするんですけど、下段駅になると周り中が田んぼで全然景色が違っているんです』「なるほど、その通りだね。ところでこの写真や動画いつとってきたの」『休みの間に撮影に行ったり、インターネットで検索したりして集めました』「休みの日に?」『はい、面白そうだからやりました』。3年生の〇さんが自作のスライドを見せながら説明してくれました。3年生(「回答がわかちゃう」とは別のクラスです)では自分たちが調べた立山町のことを家族に伝えるための資料を児童用PCでつくっているようです。文面を考えている子やインターネットで資料を探していることなど一人一人の子供たちが、お互いに協力し合い、刺激し合って自分の作品づくりに励んでいます。できた作品、ぜひ見てみたいです。
回答がわかっちゃう
「マズイ!マズイ!これじゃ考えている人に他の人の考えが見えちゃう!」。3年生の担任が急いで電子黒板の画面を見えなくしました。『あ~っ消えちゃったぁ!』『もう考えていたから問題ないよ』。子供たちが先生の慌てぶりを見て笑っています。『よし、きっとこの方角だ』。3年生の子供たちが児童用PCを使って先生に「〇〇は◇からみてどの方角にあるのか」について自分の考えを送っています。自分の考えを画面で見直す子、友達と互いの考えを聞き合って一喜一憂している子、手順の分からない子のサポートをしている子など様々ですが、みんな課題について一生懸命考えています。楽しく学ぶ子供たちの姿に見ていたこちらも嬉しくなります。
受け止めつなぐ
『おはようございまぁ~す』。子供たちが挨拶運動に励んでいます。週明けからみんな頑張ってくれて嬉しいなと思って様子を見ていると4年生の〇さんたちが自作のプラカードをもって活動しています。「それ、どうしたの?」『挨拶を呼び掛けようと思って自分たちで作りました』「工夫を自分たちで考えるなんてすごいね」『いいえ、去年の4年生がやっていて思いつきました』「ちゃんと見ていたこともすごいし、よいと思ったことを実行に移したこともすごいね」『はい、頑張ります』。〇さんたちは笑顔で活動に戻っていきました。「よい真似をせよ、そのうち自分のものとなりてくる」。1階廊下の額の言葉が浮かんできます。
小さな応援団
『大丈夫?きっとできるよ。がんばってね、私応援してあげる』。1年生の授業でスライドの自動再生がうまくいかず困っていたのでお手伝いを始めたのですが、どうにもうまくいきません。様々なボタンを試しながら四苦八苦していた時、〇さんが近くにやってきてやさしい声で励ましてくれました。何とかボタンを見つけ自動再生ができるようになると〇さん『ありがとう、がんばったね』とほめてくれました。他の1年生も口々に「ありがとう」とお礼を言ってくれました。小さな応援団の励ましがとっても心にしみて、元気いっぱいになれました。ありがとう1年生のみなさん。
かっぱ?おかっぱ?
『3階の5年生教室の近くにゆうれいが出るらしいです』「興味深いね。案内してよ」『こっちです、こっち』。5年生の〇さんたちが案内してくれます。この扉にす~っと吸い込まれていくらしいんです。「どんな人」『河童って聞きました』『えっ?おかっぱの子って聞いたよ』「何だか話が怪しくなってない。とりあえず扉開けてみようか?」。5年生が扉の前にたくさん集まってきます。『お~っ中に部屋がある、ほこりすごいね。でも普通で何か安心した』『そ~お?自分はまだ何か出そうな感じがするけど』。5年生の怪談話、学校あるあるです。でも人影が本当に見えたとしたら誰だったのかなぁ?