中央っ子日記

2023年5月の記事一覧

うれしい一言

朝、児童玄関であいさつをしているときに、6年生の〇さんから、こんな言葉をかけられました。

「おはようございます。いつも元気をもらっています!」

子供の温かい一言で、教職員の心もぽかぽか、とってもうれしい気持ちになった朝でした。

 

 

おともだち

 『人間の友達いますか?』。1年生の〇さんが尋ねてきました。「えっ?友達はいるけど‥どうしてわざわざ人間のって付けて聞いたの?」『何となく先生は普通の人間じゃないかな?と思って!』「そうなんだ、でも普通だよ」『分かった、それじゃあ犬の友達いますか?それから機械の友達も?』「いると言えばいるし‥‥」。〇さんの感性、とっても面白くて魅力的です。

校舎への思いを1枚の絵に

 6年生は、数々の思い出が詰まった校舎の絵を描いています。今は、グラウンドで下書きした絵に彩色しています。これまでの学校生活を思い起こしながら、一人一人、自分の思いが表現できるように、色合いや筆遣いを工夫しています。どんな作品になるか、今から楽しみです。
  

やってみたら?

 『おはようございますって言ってみようかな、どうしよう』。3年生の〇さんが迷っています。グラウンドで練習している中学生に声をかけたいなと思っているようです。「かければいいじゃん」『だって挨拶しても返ってこなかったら何か恥ずかしいし、でも、挨拶したいなって思ってるし‥迷うんだよね』「やってみないと分からないよ。それに、さっき、中学生から挨拶してるのも見たよ」『分かった、やってみる。お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま~す』。〇さん中学生に声を掛けました。「おはようございます」。中学生も次々に挨拶を返してくれます。『やった、何か嬉しい』。〇さん、満足した顔で教室に向かって歩き出しました。

言葉の力

 『書けたァ』『もうできけたの?』「自分の最高をめざせばいいんだよ」。4年生が学習のまとめをプリントに書いています。ただ、いつもと違う真剣さを感じて様子をうかがっていました。どうやら先生が文を書き始めると同時に子供たちも一斉に書き写し始めているようです。『先生、文が見えないので、もっとしゃがんでください』。子供たちは本気です。先生は書きながら文章を読んでいるので、ほとんど顔を上げず、言葉を聞きながら書き進めている子供もいます。このやり方で文を効率的に書くには、言葉をある程度のまとまりとして記憶しながら書く必要があります。もっと効率的にするには文脈から次の言葉を予測することも必要になってきます。子供たちが言葉や文章の流れを意識しながら書く経験を積むことで、子供たちの言葉に対する感は自然に鋭くなります。『普段、何となく書くより面白い』という〇さんのつぶやきは、活動にやりがいや楽しさがあることも分かります。継続は力、鋭い言葉の感性の完成、期待してます。続けて、がんばれ、続けて楽しめ4年生!

 

見てください!

 『五百石駅は建物とかが周りになって町の中って感じがするんですけど、下段駅になると周り中が田んぼで全然景色が違っているんです』「なるほど、その通りだね。ところでこの写真や動画いつとってきたの」『休みの間に撮影に行ったり、インターネットで検索したりして集めました』「休みの日に?」『はい、面白そうだからやりました』。3年生の〇さんが自作のスライドを見せながら説明してくれました。3年生(「回答がわかちゃう」とは別のクラスです)では自分たちが調べた立山町のことを家族に伝えるための資料を児童用PCでつくっているようです。文面を考えている子やインターネットで資料を探していることなど一人一人の子供たちが、お互いに協力し合い、刺激し合って自分の作品づくりに励んでいます。できた作品、ぜひ見てみたいです。

回答がわかっちゃう

 「マズイ!マズイ!これじゃ考えている人に他の人の考えが見えちゃう!」。3年生の担任が急いで電子黒板の画面を見えなくしました。『あ~っ消えちゃったぁ!』『もう考えていたから問題ないよ』。子供たちが先生の慌てぶりを見て笑っています。『よし、きっとこの方角だ』。3年生の子供たちが児童用PCを使って先生に「〇〇は◇からみてどの方角にあるのか」について自分の考えを送っています。自分の考えを画面で見直す子、友達と互いの考えを聞き合って一喜一憂している子、手順の分からない子のサポートをしている子など様々ですが、みんな課題について一生懸命考えています。楽しく学ぶ子供たちの姿に見ていたこちらも嬉しくなります。

 

受け止めつなぐ

 『おはようございまぁ~す』。子供たちが挨拶運動に励んでいます。週明けからみんな頑張ってくれて嬉しいなと思って様子を見ていると4年生の〇さんたちが自作のプラカードをもって活動しています。「それ、どうしたの?」『挨拶を呼び掛けようと思って自分たちで作りました』「工夫を自分たちで考えるなんてすごいね」『いいえ、去年の4年生がやっていて思いつきました』「ちゃんと見ていたこともすごいし、よいと思ったことを実行に移したこともすごいね」『はい、頑張ります』。〇さんたちは笑顔で活動に戻っていきました。「よい真似をせよ、そのうち自分のものとなりてくる」。1階廊下の額の言葉が浮かんできます。

小さな応援団

 『大丈夫?きっとできるよ。がんばってね、私応援してあげる』。1年生の授業でスライドの自動再生がうまくいかず困っていたのでお手伝いを始めたのですが、どうにもうまくいきません。様々なボタンを試しながら四苦八苦していた時、〇さんが近くにやってきてやさしい声で励ましてくれました。何とかボタンを見つけ自動再生ができるようになると〇さん『ありがとう、がんばったね』とほめてくれました。他の1年生も口々に「ありがとう」とお礼を言ってくれました。小さな応援団の励ましがとっても心にしみて、元気いっぱいになれました。ありがとう1年生のみなさん。

かっぱ?おかっぱ?

 『3階の5年生教室の近くにゆうれいが出るらしいです』「興味深いね。案内してよ」『こっちです、こっち』。5年生の〇さんたちが案内してくれます。この扉にす~っと吸い込まれていくらしいんです。「どんな人」『河童って聞きました』『えっ?おかっぱの子って聞いたよ』「何だか話が怪しくなってない。とりあえず扉開けてみようか?」。5年生が扉の前にたくさん集まってきます。『お~っ中に部屋がある、ほこりすごいね。でも普通で何か安心した』『そ~お?自分はまだ何か出そうな感じがするけど』。5年生の怪談話、学校あるあるです。でも人影が本当に見えたとしたら誰だったのかなぁ?

 

考えたのは誰?

 『お~ちた、おちた何がおちた‥‥雷』『ぎゃぁ~』『やったぁ~』。なかよしタイムで赤団がゲームを楽しんでいます。『けっこう難しいですよ、でも、めっちゃ楽しいです』。うまくいった子もそうでない子もみんな笑顔です。振り返りで4年生の〇さん『とっても楽しかったです。誰が考えてくれたんですか』と団長さんに尋ねます。『6年生みんなで考えました』と答えると〇さん『楽しいゲームを考えてくれてありがとうございます』とお礼の気持ちを伝えます。後で団長さんに気持ちを聞きました。『6年生がゲームを考える時に協力してくれたし、お礼を言ってくれる下級生もいたので、頑張ってよかったです。去年のGogoフェスティバルの経験が役に立ちました。』と教えてくれました。考えた6年生も、参加した下級生もみんなで楽しい時間を創れたようです。

練習の成果

 1年生は体育で「てつぼうあそび」をしています。新しい技を身に付けようと練習する子供に、できる子供が「〇〇するといいよ」とアドバイスする微笑ましい姿があちこちで見ることができます。新しい技ができるようになると、「先生、〇〇できるようになったよ」と報告にしてくれます。
 今日は、うれしそうに「先生、まめできた見て」と駆け寄ってくる子供がいました。「がんばったんだね」と声をかけると、「うん」と返事をし、また鉄棒の方に向かって行きました。

  

 『きれいな雲だね~、あれは夏の雲だよ。あの雲が出るとよく雨が降るんだよ』「そうなんだ、じゃあ、あの雲の下は雨が降ってる?」『そうだねぇ~、富山市の西側あたりは降ってるかもしれないな。もしかすると‥』。4年生の〇さんが雲の講義をしてくれました。それを聞いていた1年生の◇さんたち『すごいでっかい雲だね、下の方はなんか黒いね。でも上の方は本当に真っ白できれいだな』『曇ってね、おつゆの湯気が集まってでいるんだって、雲の上には乗れないんだよ』『乗ってみないと分からないでしょ』『どうやって乗るの?』と話し合っています。朝の雲が子供たちに話題を提供してくれたようです。身の回りのちょっとした変化に気持ちを向けて考えを膨らませる素敵な中央っ子との朝です。

ブラウニー

 「おはよう、変わった荷物もってるね」『今日は朝から授業で調理実習するからフライパンをもってきたんです』「新しそうだね」『これIHでもがガスでも使えるんですよ、すごいでしょ』「いいね」 『今日はスクランブルエッグつくるんです。それに今日はクラブでも料理するはずだから楽しみなんです』「いいね、お腹いっぱいの一日だね」『はい、だから朝ごはんブラウニーでした?』「??」『朝ごはん少な目にして、たくさん食べられように考えたんです』「なるほどね」。ニコニコ顔の6年生〇さんが嬉しそうに教えてくれました。1限に家庭科室を覗くと6年生がソワソワしながら準備に励んでいます。おいしいスクランブルエッグになりますように!

元気いっぱい!

 『一緒に走ろう!』『ダルマやってダルマ!』『見とってね、やるよ』『ぶたのまるやき~!』『目ぇつぶって10数えとって、その間にかくれるから見つけんがだよ!』『お姉ちゃん、待てぇ~』『庭の花で冠つくったん!いいでしょ』。中央っ子タイムのグランドではあちらこちらから子供たちの元気な声が聞こえてきます。週明けの今日、朝はどこかしらボ~ッとした感じのした中央っ子の目はようやく覚めてきたようです。

アポイントメント

 『失礼します、お話があってきました、今いいですか?』。放送委員の〇さんたちやってきました。『昼の放送でインタビューしたいのですがよろしいですか?ここに書いてあるような内容をお聞きしたいのですが大丈夫でしょうか?』。敬語を使いこなし、端的に説明する〇さんに同行している他の委員も『すごい、流石6年生』と感心しています。しばらくおしゃべりをした後、帰り際に『当日、呼びに伺うには何時にどこに行けばよいでしょうか』と提案もしてくれます。「大丈夫、自分で行きます。でも当日見かけたら、今日ですよ!って声をかけてね」と伝えると『分かりました。担当の先生からも忘れちゃうかもしれないから気を付けるように言われてます』と放送委員さんたちは笑顔で返してくれました。放送委員のみなさん、心和む時間をありがとう。

中央っ子記者リポート「スポーツ交流フェスティバル」

 6年生の〇さんが5月16日(火)に行われた立山区域小学校6年生の「スポーツ交流フェスティバル」の写真とリポート記事を投稿してくれました。

【記事】他学校との交流について、立山中央小学校の6年生にインタビューしてみると「初対面の人ばかりで全く声をかけることができなかった」や「初めて会うから、かえって恥ずかしがらずに声をかけれた」など、主に二種類の意見がありました。また「去年のGOGOフェスティバルで仲良くなった子と再会できたなど」の意見もありました。私は「楽しかったので秋にもう一回フェスティバルがあればいいな」と思いました。

 

幼虫

 『昨日、アゲハの幼虫が脱皮するところを見ました。すごかったです。皮も幼虫が食べたようです』「教えてくれてありがとう、後で見に行くね」。3年生の〇さんが教えてくれました。しばらくして階段を上がろうtすると「どこ行くんですか?」と1年生の子供たちが尋ねます。「チョウの幼虫がいるんだって、見に行く?」『勝手に2階行っちゃダメだから‥』「先生と一緒なら大丈夫だよ」。そう言って1年生と幼虫を見に行きました。『すごい、いっぱいいる、ここにも、ほらあそこにも。かわいいね』。1年生の子供たちは幼虫に夢中です。プチ観察会のきっかけをくれた〇さんに感謝です。

テストのベル

 『びっくりしたぁ~』『聞いてた時間じゃないのにベルが鳴ったから緊張した』『ホントにドキドキしました』「えっ、前もってテストだよっていう放送したじゃない」『放送が入ったのは分かったけど、よく聞き取れなくて』『訓練の時間が変わったのかと思いました』「そうか、それは驚くよね。でも本当にテストだから安心して」『分かりました』。ハンカチをもった4年生の子供たちとの話です。今日は昼前に避難訓練を行います。その事前チェックで驚かせてしまったようです。訓練前の心のウォーミングアップに少しでもなっていたら幸いです。

○年後は自分たち!

 『オンユアマ~ク!』。帰り際の3・4年生の子供たちが数人、トラックのゴール付近で100m走のスタートの真似をして遊んでいます。「走る?」『やります』「位置について、用意、ゴーッ!」。すごい勢いで出発します。「もう一回走れる?」『大丈夫、やります!』『私もやる!』。「フェスティバルの6年生見ていたの?」『はい、ベランダから見ていてワクワクしました。6年になったら頑張りたいです』。そう言ってもう一度勝負し、元気に帰っていきました。今日のスポーツ交流フェスティバルが彼らの刺激になったようです。〇年後が楽しみです。