中央っ子日記

2022年5月の記事一覧

ちょっといい話

 

体育が終わった後の出来事です。

4年生の児童が、水筒のふたを開けたまま教室に戻ってしまいました。そのため、体育館から教室までの廊下がお茶でびしょ濡れになっていました。その時です。廊下の汚れに気付いた5年生が、雑巾を持ってかけつけて拭いてくれました。自分たちがしたわけでもないのに、汚れに気付いて拭いてくれた5年生。そのような姿に、上級生としての立ち居振る舞いを感じました。5年生ありがとう!!

ぽかぽか言葉のシャワー

 先日、4年生の校外学習の引率をしました。

 来拝山登山を行いました。初めは「毛虫がやだー」「もう帰りたい」等、マイナスな言葉が多く、少し心配をしていました。ところが、登り始めてからは「ここ滑るよ。気を付けて」「もう少しで休憩だよ」「がんばれ」「大丈夫?」等と、友達を励ましたり気遣ったりする言葉が、頂上まで続きました。心地よい汗に加えて、子供たちの温かい言葉に、清々しい気持ちになりました。

さりげなく・・・

 ゴールデンウィークが明けた日の朝の出来事です。野菜の苗をもってきた子が、児童玄関で苗の入っていたポットから土をこぼしてしまいました。土をこぼした子はどうすればよいか分からず立ち尽くしていました。片付けを手伝ってあげようかなと近寄ろうとすると、登校直後の6年生が、ランドセルを担いだまま、すっとほうきとちりとりをもって、その土を取り始めてくれました。さりげなく、当たり前のように困っている下級生を助ける6年生の姿に、心が温かくなりました。