中央っ子日記

ちょっといい話

いただきまぁ~す

 1年生と図工の学習をしました。自分の食べたい「ごちそう」を粘土で創る活動です。餃子・ポテト・おにぎり・ピザ・ハンバーガー・お寿司・パフェ‥。子供たちの想像は止まりません。子供たちの様子を楽しく見ているうちに何だか鼻がムズムズしてきたので「ティシュ取りに行ってくるね」と伝えると『教室にあるの使っていいよ』とやさしい子供たちがすすめてくれました。「〇〇先生、いただきまぁ~す」と言ってティシュを使うと子供たちが『え?えぇ~っ』と驚いています。「どうしたの?」『だって先生をいただきますって言ったでしょ。食べるってことじゃないの?』と教えてくれました。「確かに!」日本語って難しいです。

 

腹へったぁ~

 『お~は~よ~う、ご~ざ~い~まぁぁぁ~す』。1年生の〇さんたちは毎朝、大きな声で出会った人に挨拶しています。今朝も玄関先で、かわいい声が響いています。「おはよう、毎日大きな声ですごいね。嬉しいよ」『お腹がすきました』『自分は90%くらい朝ごはん使っちゃいました』「大きな声でたくさん挨拶したから?」『多分。でも朝ごはんも、ちょっと少なかったかな?』「明日からはいっぱい朝ごはん食べないとね」『は~~い』。〇さんたちのような素敵な挨拶をしてくれる中央っ子に毎朝たくさん元気をもらっています。

アメにも負けず

 『誰か油を~』。3年生の〇さんが叫んでいます。雨の影響で校内の湿度が高く、廊下等の床が湿っています。『ぞうきんが前にす・す・ま・な・い~っ』。〇さん、ずいぶんと苦労しながらも何とか仕事を続けます。周りを見渡すと同じような中央っ子がたくさんいます。『パワー出して頑張って』。上級生が優しい声で励まします。季節が移り、梅雨が近づいているようです。

 

ぬくもり

 雨の朝、学校の玄関での一コマです。中央っ子のやさしく、あたたかい姿に気持ちがほっこりします。

 

びにょぉ~ん

 『このソファーに座るの大好きです』『自分も好き』「なんで?」『座るところがいっぱいあるし、ちょうどよい硬さで跳ねるのも楽しいから』『でも乱暴にしたらダメだよね、家のソファーならピョンピョン跳ねてるけど』。2年生の子供たちはソファーがお気に入りです。「あんまり跳ねると危ないし、壊れちゃうからね。跳ねないようにするなら背もたれ使うとか」『なるほど』。早速2年生バランス遊びを始めました。子供は遊びの天才です。

うれしい一言

朝、児童玄関であいさつをしているときに、6年生の〇さんから、こんな言葉をかけられました。

「おはようございます。いつも元気をもらっています!」

子供の温かい一言で、教職員の心もぽかぽか、とってもうれしい気持ちになった朝でした。

 

 

おともだち

 『人間の友達いますか?』。1年生の〇さんが尋ねてきました。「えっ?友達はいるけど‥どうしてわざわざ人間のって付けて聞いたの?」『何となく先生は普通の人間じゃないかな?と思って!』「そうなんだ、でも普通だよ」『分かった、それじゃあ犬の友達いますか?それから機械の友達も?』「いると言えばいるし‥‥」。〇さんの感性、とっても面白くて魅力的です。

校舎への思いを1枚の絵に

 6年生は、数々の思い出が詰まった校舎の絵を描いています。今は、グラウンドで下書きした絵に彩色しています。これまでの学校生活を思い起こしながら、一人一人、自分の思いが表現できるように、色合いや筆遣いを工夫しています。どんな作品になるか、今から楽しみです。
  

やってみたら?

 『おはようございますって言ってみようかな、どうしよう』。3年生の〇さんが迷っています。グラウンドで練習している中学生に声をかけたいなと思っているようです。「かければいいじゃん」『だって挨拶しても返ってこなかったら何か恥ずかしいし、でも、挨拶したいなって思ってるし‥迷うんだよね』「やってみないと分からないよ。それに、さっき、中学生から挨拶してるのも見たよ」『分かった、やってみる。お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま~す』。〇さん中学生に声を掛けました。「おはようございます」。中学生も次々に挨拶を返してくれます。『やった、何か嬉しい』。〇さん、満足した顔で教室に向かって歩き出しました。

言葉の力

 『書けたァ』『もうできけたの?』「自分の最高をめざせばいいんだよ」。4年生が学習のまとめをプリントに書いています。ただ、いつもと違う真剣さを感じて様子をうかがっていました。どうやら先生が文を書き始めると同時に子供たちも一斉に書き写し始めているようです。『先生、文が見えないので、もっとしゃがんでください』。子供たちは本気です。先生は書きながら文章を読んでいるので、ほとんど顔を上げず、言葉を聞きながら書き進めている子供もいます。このやり方で文を効率的に書くには、言葉をある程度のまとまりとして記憶しながら書く必要があります。もっと効率的にするには文脈から次の言葉を予測することも必要になってきます。子供たちが言葉や文章の流れを意識しながら書く経験を積むことで、子供たちの言葉に対する感は自然に鋭くなります。『普段、何となく書くより面白い』という〇さんのつぶやきは、活動にやりがいや楽しさがあることも分かります。継続は力、鋭い言葉の感性の完成、期待してます。続けて、がんばれ、続けて楽しめ4年生!