中央っ子日記

ちょっといい話

流石!上級生

 『いた、いた!こっちだよ』『‥さんはどこですか?』『一緒に行こうね!』『・・さんここにいるよ、連れて行ってあげて!』。1階の廊下や教室で上級生の声が響きます。今日の午後は地区児童会、校内の場所の名前も、自分の住む地区の名前も分からない子供がほとんどの1年生は迎えに来てくれる上級生だけが頼りです。上級生の子供たちはやさしく1年生を誘導しています。迷子になった下級生を探しに校内を回っている子もいます。学校はあったかく頼もしい上級生の力に支えられています。

思いやり

 「おはよう!」『びっくりしたぁ、おはようございます』「どうしたの?」『最初、知らない人だと思ってびっくりしたけど‥よく見たらわかりました』「なるほど、よろしくね」。中央っ子がぞくぞく登校してきます。今日から1年生も集団登校です。みんな元気に歩いて玄関に向かっています。あいさつも上手です。1年生の肩にそっと手を置いたり、手をつないだりしながら玄関まで一緒に歩く上級生が何人もいます。中央っ子のやさしさに朝から嬉しい気持ちになりました。

 

いいなぁ!

 『おはようございます、おめでとうございま~す』『1年生がもってるワンパックいいなぁ』『うらやましい、もらいたかったなぁ』「中学校バージョンでるといいね」『そうなったら絶対ほしい!』。朝の挨拶運動に参加している6年生がつぶやきます。今日は入学式、新1年生と保護者の方々がぞくぞく来校しています。低学年の子供たちは新1年生のクラスに興味津々、6年生は仕事に励んでいます。いよいよ令和5年度、中央っ子の全メンバーがそろいます。

準備完了

 始業式の午後、6年生が入学式の準備に取り組んでくれました。『掲示物を飾るのが楽しいです。きれいに可愛くできたのでよかったです』『壁が硬くて画びょうをさすのが大変で指が痛くなったけど頑張りました』『友達とぺちゃくちゃおしゃべしながら仕事できたので楽しかったです』。楽しみながら自分の仕事はきっちりこなす中央っ子は流石です。6年生の皆さんお疲れさまでした。入学式もよろしくお願いします。明日はいい日になりますように!

知っとる?

 始業式が終わり、新年度、担任の先生と一緒に過ごす初めての時間が流れています。担任の先生の話をじっと聞くクラス、新しい友達とおしゃべりの花が咲いているクラスなど、学年・学級によって様々です。昨日までの静けさとはうってかわって学校はとても賑やかです。クラスの様子を見ながら廊下を歩いていると2年生の子供たちが寄ってきて『私のお母さん知っとる?』「えっ、そうなの」『わたしのお祖母ちゃん・・です。知っとる?』「あら、よろしくお伝えください」『私のお父さんの名前・・だけど、わかる?』「分かる、分かる」『じゃあお母さんの名前は?』「立山町の人?」『違うよ』「‥流石に分からんね」と次々に話しかけてきてくれました。新学期初日、屈託のない中央っ子の笑顔に元気をたくさんもらえた新年度のスタートになりました。

 

暇だったから…

 今日は気温が高く、熱中症指数も上昇したため、外遊びや体育館での遊びに制限が設けられました。「せっかくのロングなかよしタイムだったの…」、「何して遊べばいいのかな…」と子供たちも残念そうでした。子供たちが何をして過ごしているのかなと校内を回ってみたところ、6年生2人が熱がこもりがちで埃がよくたまる階段を掃除していました。「えらいね。ありがとう」と、声をかけ、ついでに「どうして掃除をしようと思ったの?」と聞いてみると、「暇だっだから、どうせなら学校のためになることをしようと思って・・・」と答えてくれました。その回答に、心が温かくなりました。

ちょっといい話

 

体育が終わった後の出来事です。

4年生の児童が、水筒のふたを開けたまま教室に戻ってしまいました。そのため、体育館から教室までの廊下がお茶でびしょ濡れになっていました。その時です。廊下の汚れに気付いた5年生が、雑巾を持ってかけつけて拭いてくれました。自分たちがしたわけでもないのに、汚れに気付いて拭いてくれた5年生。そのような姿に、上級生としての立ち居振る舞いを感じました。5年生ありがとう!!

ぽかぽか言葉のシャワー

 先日、4年生の校外学習の引率をしました。

 来拝山登山を行いました。初めは「毛虫がやだー」「もう帰りたい」等、マイナスな言葉が多く、少し心配をしていました。ところが、登り始めてからは「ここ滑るよ。気を付けて」「もう少しで休憩だよ」「がんばれ」「大丈夫?」等と、友達を励ましたり気遣ったりする言葉が、頂上まで続きました。心地よい汗に加えて、子供たちの温かい言葉に、清々しい気持ちになりました。

さりげなく・・・

 ゴールデンウィークが明けた日の朝の出来事です。野菜の苗をもってきた子が、児童玄関で苗の入っていたポットから土をこぼしてしまいました。土をこぼした子はどうすればよいか分からず立ち尽くしていました。片付けを手伝ってあげようかなと近寄ろうとすると、登校直後の6年生が、ランドセルを担いだまま、すっとほうきとちりとりをもって、その土を取り始めてくれました。さりげなく、当たり前のように困っている下級生を助ける6年生の姿に、心が温かくなりました。

学校のためにがんばります!

 先日、初めての委員会活動があり、さらにやる気を出している5年生の子供たち。

 給食時の放送でもそれぞれの担当が決まり、給食の始まる前から「今日は放送があるから給食中に抜けますね」と何度も言いにきました。

 5年生の先陣を切り、Tさんが放送の原稿を読み上げると、教室内の子供たちもなんだか嬉しそうな顔をしていました。

 Tさんが教室に帰ってくると「よかったよ!」と温かい拍手が起こり、Tさんは恥ずかしそうにしながらも笑顔を見せていました。

 仲間たちの放送を聞いて「自分もがんばろう」という思いをさらに高めた子供たち。一生懸命仕事に取り組んでくれると思います。