2023年4月の記事一覧
自分を育てるのは自分
「ねえねえ、今の時期6年生って朝に1年生のところに行ったりするでしょ。学年の決まり事ってあるの?」。朝の動きを知りたくて挨拶運動に取り組んでいる6年生の〇さんに尋ねました。『特に決まってません。登校時刻が住む場所によって‥‥だから‥‥こうやって‥‥はずです』。〇さん驚くほど理路整然と分かりやすく簡潔に説明します。「説明とってもわかりやすかったよ、すごいね、得意なの?」『いや、作文書くようになって、説明もいつの間にかできるようになりました』「作文好きなんだ」『いえ、最初嫌だったけど、書けるようになりたいと思って頑張って取り組んだら、だんだん面白くなってきて、今は書くのも楽しくなってきています』「自分でこうなりたいって思って、実際に取り組んでいこうとする気持ちがすばらしいね」『ありがとうございます、じゃあ向こう側の様子見てきます』。そう言って東側の玄関に向かって颯爽と歩き出す〇さんの後ろ姿がすごくかっこよかったです。
探検
『何だか甘い、いい匂いがする』『水が流れてきれいな波ができているよ』『ここに落ちると流れちゃうかな』『ここにきれいな花が咲いてる』『ここは工事してるとこだけど何ができるんだろう?』『ここは田んぼ?畑どっちかな?』。交通安全教室で校区を歩く1年生の子供たちは目に飛び込んでくるものに興味津々、校区を探検しているようです。道路の線をうまく使って楽しそうにステップを踏んで歩く子もいます。いろいろなものに関心をもったり、身近にあるものを上手に遊び道具に変えたりする中央っ子の好奇心と発想力、とっても素敵です。※安全には十分気を付けて見守っていた中で目にした光景です。
アート
5年生の〇さんが大きな作品を抱えて登校してきました。「おはよう、すごいのもってるね」『おはようございます。これ家にあった紙でつくたんだけど、色も塗りたくて、学校に持ってきました。あとから色を付けて完成です』「かっこいいね、こんなに細かいところまで作り込むの大変だったでしょ」『そうだけど、楽しいから大丈夫です』。自分の好きなことに没頭できるってすばらしい!
中央っ子だった日記
学校に向かう朝、狭い路地を通ると中学生が2人前を歩いていました。2人は車に気づかず話に夢中のようです。急いではいなかったので、のんびり後をついて進んでいると、しばらくして1人が車に気づいてくれました。2人はすぐに路肩によって車を通してくれました。車に気づかず申し訳ないと思ったのか、車が通り過ぎるとき2人はそろって「ペコリ」と頭をさげてくれました。こちらも「ありがとう」の気持ちでペコリと頭を下げました。あの場所で歩いて登校していることを考えると、きっと彼らは元中央っ子です。こちらの気持ちを考えようとしてくれた2人の先輩に何だかとっても嬉しくなりました。※端っこに彼らがいます。
できるとるもん
『見て見て!ぞうきんで掃除の練習しとるんぜ~』『ホウキも使ってるんぜぇ~すごいでしょ』「すごいね。でも、ちゃんとゴミを集めてきれいになってなきゃ掃除にはならないね」『ちゃんと掃除できとるよ。あそこにたくさんゴミを集めてあるでしょ!』「あれっ、そうだね。流石、小学生、すごいね!」。1年生の子供たちが嬉しそうに活動しています。掃除も楽しめてしまう素敵な気持ち、1年生の中央っ子たちから教わりました。