中央っ子日記

ちょっといい話

思いやり

 登校時間、一時的に激しい雨が降りました。傘を持たずに家を出た子供は急ぎ足で学校に向かいます。そんな中、集団登校に加わり、中央っ子を傘に入れて送ってくれた中学生がいました。「ありがとう」『どういたしまして、近所なので送ってきました』。そう言って中学生は学校に戻っていきました。「傘どうしたの?」。中央っ子に尋ねると『登校途中で雨が降ってきて、取りに戻ろうかとも考えたんだけど、集団登校の仲間が下級生ばかりだから自分が戻ったら下級生が困るかと思って諦めました。そしたら中学生が傘に入れてくれたんです』と教えてくれました。中央っ子を想う中学生と下級生を想う上級生に出会って、朝から清々しい気分になりました。