中央っ子日記

ちょっといい話

言葉の力

 『書けたァ』『もうできけたの?』「自分の最高をめざせばいいんだよ」。4年生が学習のまとめをプリントに書いています。ただ、いつもと違う真剣さを感じて様子をうかがっていました。どうやら先生が文を書き始めると同時に子供たちも一斉に書き写し始めているようです。『先生、文が見えないので、もっとしゃがんでください』。子供たちは本気です。先生は書きながら文章を読んでいるので、ほとんど顔を上げず、言葉を聞きながら書き進めている子供もいます。このやり方で文を効率的に書くには、言葉をある程度のまとまりとして記憶しながら書く必要があります。もっと効率的にするには文脈から次の言葉を予測することも必要になってきます。子供たちが言葉や文章の流れを意識しながら書く経験を積むことで、子供たちの言葉に対する感は自然に鋭くなります。『普段、何となく書くより面白い』という〇さんのつぶやきは、活動にやりがいや楽しさがあることも分かります。継続は力、鋭い言葉の感性の完成、期待してます。続けて、がんばれ、続けて楽しめ4年生!