中央っ子日記

ちょっといい話

お引越し

 ガラガラと台車の音が響きます。ホウセンカの引っ越しです。3年生と先生方が校舎裏手から玄関前の花壇傍に鉢を移しています。「お疲れ様、お手伝い偉いね!でも何で引っ越ししてるの?」『??手伝ってって言われたから‥』「お手伝いありがとう!偉いね」『夏休みに家に持ち帰って育てるからだと思います』「確かに、ここに置いておけば持ち帰りやすいよね」『家の人が個別懇談会の帰りに持っていくには、ここがいいからだと思います』「自分で持ち帰らないの?」『重いし、落とすと困るし‥できれば家の人にお願いできると嬉しいです』「しっかりお願いしないとね」『はい』。『赤い花が咲いた』『いいね、自分のも早く咲かないかな』。丁寧にやさしく3年生が水やりをしています。保護者の皆様にはご理解と可能な範囲でのご協力をお願いします。夏の陽ざしを浴びて、子供たちの大切な花が大きく育ちますように!

ミーティング

 『ハロー』「How are you?」『アイムファイン』「Good!」。子供たちが職員室にいたALTの先生に声をかけています。「お話ししたいのなら、ここで話してみる?」勧めてみると『はい!!』と笑顔で子供たちが椅子に座ります。「what color do you like?」『ラベンダー』『パープル』「What animals do you like?」『‥ハリネズミって英語で何と言うのですか?』「Hedgehogです」『へっじほっぐ?』「そうそう、いいですねぇ!」。先生との英会話を子供たちは楽しんでいます。『あれっ、もう掃除の時間になっちゃった!先生また今度ね。すぃ~ゆ~、さんきゅう」。意欲的な子供たちとALTの先生の昼休みはあっという間に過ぎたようです。

七夕

 「うわあ、きれい」登校してきた子供たちの第一声です。昨日、子供たちは、地域の方が用意してくださった竹に、願い事を書いた短冊と作った飾りを取り付けました。色団ごとの作った七夕飾りを、子供たちが帰った後、玄関に取り付けました。
 「ねえ、願い事何て書いた」「〇〇‥」「かなうといいね」と、七夕飾りを見た子供たちの会話があちらこちらから聞こえてきました。子供たちの願い事がかなうことを、私たちも祈っています。
 来週の個別懇談会にご来校の際にご覧ください。

  

  

ちびっ子パワー

 ≪2ねんせいさま、ちからをかしてほしいことがあります。20にんくらいいると、たすかります。2かいのだいかいぎしつに、7じ50ふんごろきてください≫。朝、メッセージをかいた看板を教室前に置き、2年生に仕事を依頼してみました。「大会議室の場所分かるかな?」「朝の支度ちゃんとする時間あるかな?」「上手に仕事できるかな?」。いろいろと心配しながら待っていると『あった、あった!大会議室ここだった』『結構探したね』。場所を探し当てた2年生が嬉しそうにやってきます。「会議室をもとに戻したいんです。丸椅子を片付けてから、机をロの字型に並べてください。図を参考にして協力して仕事してください」『わかったぁ~』。早速仕事にとりかかってくれました。『机はこう並べるんだよね』『椅子と机の担当に分かれて仕事した方がいいよね』。互いに声を掛け合い、あっという間に大会議室を元の姿に戻してくれました。小さな2年生にできるかなと思っていたのですが予想を上回る見事なチームワークで働いてくれました。ボランティアに参加してくれたみなさん、本当にありがとう!

タン・タ・タン

 「今から反復横跳びの練習をします」『カ・ン・ト・ク・ヨ・コ・ト・ビ?』『ちがうんじゃない、カ・ン・プ・クだと思うよ』。1年生がスポーツテストの練習に挑戦しています。『難しいなぁ、何度もするとゴチャゴチャになる』『意外と簡単にできたよ』『だんだん慣れてきた』。子供たちの感想と実際の動きとは必ず同じとは限りませんが、先生の動きと「開く・戻す・また開く‥早くするよ、それっ!タン・タ・タン」という指示と動きを必死に追いかけ練習している姿に思わず笑みがこぼれます。そしてどんどん上達していく1年生の動きには目を見張るものがありました。楽しみながら、本気で挑戦している1年生に大きな拍手を送ります。

インデペンデンス・デイ

 2023年7月4日はアメリカの247回目の誕生日をお祝いする日です。3年生の外国語活動ではアメリカを象徴するコスチュームで登場してくれたALTからアメリカの国の文化や歴史について教わりました。国旗の星や紅白のラインにちゃんと意味があることを知り、子供たちはとても感心していました。自分とは異なる考え方と触れることは、普段当たり前に感じてしまう自分と自分の周りの環境について改めて見直すよい機会となります。外国の情報を通して、子供たちが今の日本について考えてくれていたら嬉しいです。

また教えてあげますよ!

 『残念なことがあったんです』。3年の〇さんが話しかけてきます。「どうしたの?」『自分のホウセンカの花は赤だったんです』「赤なんて普通じゃないの?」『白もあるんですよ。白になる可能性は低いって聞いていたのに、白になってる友達がそれより多い感じがして余計に残念なんです』「もう花が咲いたんだ」『いや咲いてません。茎の色で分かるんですよ』「そうなの?」『鉢を見に来れば分かりますよ』。その後〇さんにホウセンカについての講義を受けました。新しいことを知ったので他の中央っ子に「ホウセンカの花の色は?」と得意気に聞くと『赤と白!(なんでそんな分かり切ったこと聞くの?)』と返ってきました。それを見ていた〇さん「今度、また新しいこと分かったら教えてあげますよ」と励ましてくれました。トホホ‥。

おおはしゃぎ

 『ぎゃぁ~~っ!%〇$&×@⁂◇♡‥』。小プールから子供たちの歓声が聞こえてきます。1年生の子供たちが水学習の自由時間を楽しんでいるようです。泳ぎに興じる子、水をかけてもらって喜ぶ子、先生にくっつく子、ぷかぷか浮かぶことを楽しむ子など、それぞれが思い思いに時間を過ごしています。夏の空の下、プールは笑顔と元気な声であふれています。

七夕

 「こんにちは!短冊や飾りが付けやすいようなものを選んで持ってきました」。造園業者の方が校内に7月6日のたてわり活動で使う竹を運び込んでくださいました。先月の愛育会で七夕飾りをつくるイベントを相談し、役員の方から依頼を受けた造園業者の方が竹を用意してくださいました。『今度、七夕つくるんでしょ』『願い事もう決まってるよ!』『飾りも作ってこようかな』。子供たちは多目的室に置かれた竹を囲んで口々に話します。出来上がった七夕飾りは玄関に設置し、七夕の朝を迎える予定です。子供たちの心に残る七夕の日になれば嬉しいです。造園業者と愛育会の皆様、ありとうございます。

おいちぃ~

 『これあげます』「いいの」『今日は袋持ってきてないし、よかったらどうぞ』「うれしいな、ありがとう」。2年生の〇さんが野菜をプレゼントしてくれました。『何?何?トマトもらったの?』。他の2年生も集まってきました。『トマトはあげる、オクラは持って帰る』。◇さんもプレゼントしてくれるそうです。「オクラは?」『これは家で食べるの!』「喜んでくれるでしょ?」『うん、家族はおいちぃ~って言ってくれます』『自分もそうそう、おぃちぃ~って喜んでくれる』。自分以外の人の喜びも、自分の喜びになっている2年生の素直なやさしい気持ちにふれた朝でした。

好きだから

 掃除の時間、マキタをもってお手伝いをしていると『ここのゴミはとらないでください。自分でやります』と3年生の〇さんにお願いされました。大概の子供は『このゴミ吸い取ってください、ありがとう!』と言ってくれるのですが〇さんは違いました。「分かったよ」と言って通り過ぎようとしましたが気になったので「掃除が好きなの?それともホウキの仕事が好きなの?」と尋ねました。すると『う~ん‥掃除が好きっていうより、どっちかっていうと仕事をするのが好きって感じです。だから、どうしても最後まで自分でやりたいんです』という言葉が返ってきました。責任をもってきちんと自分の仕事をやり遂げようとする〇さんは「とってもカッコいい」です。

朝のたてわり活動

 朝、大きい中央っ子と小さい中央っ子がたてわり活動?をしていました。小さい中央っ子にあたたかく接している大きい中央っ子のやさしい表情が印象的だっので写真に撮りました。何を話していたのか?何をしていたのか?は謎です。

収穫の朝

 『今日はこれだけとれました』。2年生の〇さんが袋に入った野菜を見せてくれました。昨日していた育てている野菜の話を覚えていたようです。『トマトは昨日まで黄色だったけど、今日見たら赤くなってました。ピーマンもちょうどよい大きさになったのでとりました』。「まだまだ、とれそう?」『黄色のトマトやちっちゃいピーマンがいっぱいできてます』「いいね、あまったらくれる?」『たくさんできたらね!』。やさしい〇さんの気持ちがとても嬉しかったです。2年生の野菜、たくさん育つといいなと思います。

子供たちのおかげ

 『このトンボなんて言う名前か分かりますか?』。子供たちが隙間に引っかかっていたトンボを持ってきます。「早速検索してみよう」。「この間も上手くいかなかったし大丈夫かな」と思いながら写真検索をしました。案の定、背景が写り込み別の結果が出てしまいます。『ここで撮れば』『‥してみたら』。子供たちと撮影方法を工夫し、ようやくトンボの名前が分かりました。『よっしゃあ、イトトンボね!』『機械も上手く使わんとやっぱり駄目だね。完全に便利なわけじゃないんだ』『調べてくれてありがとうございます』。子供たちはトンボを逃がして、妙に感心しながら去っていきました。今回は子供たちのおかげで検索、成功です。

 

自給自足

 『おはようございます。今日こそ、つくってきたゲームやってみてくださいね』「ありがとう。楽しみにしてるよ。。そのゲームは何時つくったの」『家で暇な時間があったときにつくってます。自分でつくって自分で遊んで楽しんでます』「自給自足だね」『??』「自分が必要なものを自分自身で用意することだよ」『なるほど!じゃあ中央っ子タイムに行くので待っててくださいね』。3年生の〇さんニコニコ顔で教室に向かって歩いていきました。休み時間にさせてもらいました、があっという間に終了でした。話を聞くと他にもプログラミングでゲームをつくる中央っ子がいるようです。みんなすごいなぁ。

芸術の初夏

 クラブ活動後の職員室前には定期的に「アート」「手芸」の2つのクラブの作品展が行われます。今回も美しい作品が並べられ、通る者の目を癒しています。色遣いや構図など一人一人の個性と発想が生かされ、見ていてとても楽しいです。ぜひ学校外の皆さんにも紹介したくて投稿しました。写真は実物には敵いませんが初夏の芸術作品をお楽しみください。

創り出す

 『あれっ?昨日スクラッチで創ったゲーム消えちゃった!5つも創ったのに‥』『保存してなかったんじゃない』『どうするの?』『ここを押して、ここをこうして‥』『そうだったのか、まっいいや、ちょっと待ってて、すぐに創るから!』「そんなにすぐできるの?」『簡単、簡単!』。3年生の〇さんたちが自分のPCで作業を始めます。『できた!見て見て、ほら動くでしょ!あれっ?何か変だな‥』。画面ではキャラクターが動いていますが〇さんの思った動きではないようです。『もう一度プログラム見直せば?』。友達が助言します。『そうだね、創り直してまた明日来ます。楽しみにしてえくださいね』。〇さん意気揚々と帰っていきました。明日、完成版を見せてもらうのを楽しみにしています。がんばれ〇さん!

台湾からのサプライズゲスト

 『だれだれ?』『どこから来られたんですか?』『台湾ってどの辺にあるんですか?』。子供たちは突然の来校者に興味津々です。今日のお昼、台湾の食育協会の方々が学校の視察で主に1・3・4年生の給食の様子を見ていかれました。「ずいぶん静かに食事をしているのですね。台湾でここまで整然としているところは少ないと思います」。お客様は子供たちの様子に感心しておられます。昼休み、元気にグラウンドで遊ぶ子供たちの様子に「食後に運動しているなんてすごいです。台湾では、昼食後、会社も学校も必ず昼寝の時間をとります。国が変わると習慣もずいぶん違うのですね」と驚いておられました。サプライズの給食時間をお客様も子供たちも楽しんでいたようです。

プール開き

 今朝プール開きを行いました。今日までに校務助手の方が施設の基本清掃をしてくださり高学年の子供たちと教職員が仕上げをしてくれたおかげです。きれいな施設で気持ちよく行事が行えました。ありがとうございます。

 早朝、児童会長と共に塩をまいてプールを清めるとともに「子供たちの安全」を祈願しました。全学年の児童が参加したプール開きでは「水泳は最も危険な学習であるとともに、水難事故等から自分の命を守るために行う大切な学習であること」「水に可能な限り長い時間浮いていられる技術を学ぶこと」の2点を子供たちに伝えました。指導を担う教職員には「大切な子供たちの命を預かっていることを十分に自覚し指導に当たること」を指示しました。その後の模範水泳では6年生が泳ぎの手本を見せてくれました。安全で楽しい水泳学習が行われるよう学習に参加する者すべてが気を引き締めて取組んでいきます。

命をまもる2つのこと

 「勇気をもって声をかける、AEDの電源を入れる、この2つを忘れないでください』。消防署から講師を招いて教職員の救急救命の研修を行いました。講師の方から講義と実習を交えて「命の大切さ」「命を救おうとする気持ち」「命を救うための技術」「AEDの重要性」等を教えていただきました。明日はプール開きです。学校は安全に楽しい水泳学習になるよう準備を整えています。講師の先生ありがとうございました。