中央っ子日記

ちょっといい話

サプライズ

 「おはようございます」。西玄関で大きな声が響いています。今朝は前々校長先生が挨拶運動に参加しに来てくださいました。上学年の子供たちにとっては懐かしい再開です。楽しそうに言葉を交わす子、照れくさそうに挨拶する子等、反応はそれぞれですたが、久しぶりの出会いに子供たちはみんな嬉しそうでした。

見守り隊のみなさんへの気持ち

 5年生教室の朝の会でのこと。

朝の登校のときの小さな気持ちの変化を知りました。

〇さんは、登校を見守ってくださる地域の方に、

今までしていたあいさつに加え、初めておじぎも

したそうです。先日の「見守り隊感謝の会」をきっかけに、

「見守り隊を続けていただきたい」と考え、

自分の気持ちが、おじぎをすることで伝わるのではないかと思ったそうです。

〇〇さんは、感謝の気持ちを伝えたくて、

「いつも見守ってくださってありがとうございます」という言葉も伝えたそうです。

見守り隊の皆様、いつも本当にありがとうございます。

あいさつ名人

 「やった!」「やったー!!」「先生聞いて」

朝、口々に嬉しそうな表情で教室へと急ぐ4人に出会いました。

朝のあいさつ運動に出たところ、運営委員会さんから

あいさつ名人に選ばれたそうです。

素敵なあいさつを全校に届けてくれて、ありがとう!

助手さんの助手

 印刷室の前を通りかかると3年生の3333さんが部屋の中にいます。何をしているのかと部屋を覗くと、校務助手さんが印刷されたプリントの束を運んだり、付箋に学級を示す数字を書いて束の先頭に付けたりしています。「どうしたの?」『お手伝いしてるんです。去年も時々印刷のお手伝いをしてました』「えらいね、でもどうして手伝ってるの?」『お手伝いが楽しいからです、運ぶのも付箋書くのも面白いです』。話をする間も仕事の手を休めない3333です。主体的に働く中央っ子発見、すばらしい。※本人曰く「3333は自分を表す数字」だそうです。

前向き

 5年生の〇さん『〇委員会に入ることになりました‥』「元気ないね」『自分の希望としては下の方だったので‥でも友達もいるし頑張ります』。◇さん「〇委員会希望してたよね、どうだった?」『ダメでした、2希望の委員会でした』「そうなんだ。がっかりだね?」『いや、やりたいことはその委員会でもできるし、その委員会の仕事も大事だから一生懸命やります』。♢さん『〇委員会に入れました。張り切って仕事します!』。5年生の今朝の話題は委員会所属です。希望の通った子もそうでなかった子も、中央っ子の気持ちは前を向いています。

自分を育てるのは自分

 「ねえねえ、今の時期6年生って朝に1年生のところに行ったりするでしょ。学年の決まり事ってあるの?」。朝の動きを知りたくて挨拶運動に取り組んでいる6年生の〇さんに尋ねました。『特に決まってません。登校時刻が住む場所によって‥‥だから‥‥こうやって‥‥はずです』。〇さん驚くほど理路整然と分かりやすく簡潔に説明します。「説明とってもわかりやすかったよ、すごいね、得意なの?」『いや、作文書くようになって、説明もいつの間にかできるようになりました』「作文好きなんだ」『いえ、最初嫌だったけど、書けるようになりたいと思って頑張って取り組んだら、だんだん面白くなってきて、今は書くのも楽しくなってきています』「自分でこうなりたいって思って、実際に取り組んでいこうとする気持ちがすばらしいね」『ありがとうございます、じゃあ向こう側の様子見てきます』。そう言って東側の玄関に向かって颯爽と歩き出す〇さんの後ろ姿がすごくかっこよかったです。



探検

 『何だか甘い、いい匂いがする』『水が流れてきれいな波ができているよ』『ここに落ちると流れちゃうかな』『ここにきれいな花が咲いてる』『ここは工事してるとこだけど何ができるんだろう?』『ここは田んぼ?畑どっちかな?』。交通安全教室で校区を歩く1年生の子供たちは目に飛び込んでくるものに興味津々、校区を探検しているようです。道路の線をうまく使って楽しそうにステップを踏んで歩く子もいます。いろいろなものに関心をもったり、身近にあるものを上手に遊び道具に変えたりする中央っ子の好奇心と発想力、とっても素敵です。※安全には十分気を付けて見守っていた中で目にした光景です。

 

アート

 5年生の〇さんが大きな作品を抱えて登校してきました。「おはよう、すごいのもってるね」『おはようございます。これ家にあった紙でつくたんだけど、色も塗りたくて、学校に持ってきました。あとから色を付けて完成です』「かっこいいね、こんなに細かいところまで作り込むの大変だったでしょ」『そうだけど、楽しいから大丈夫です』。自分の好きなことに没頭できるってすばらしい!

中央っ子だった日記

 学校に向かう朝、狭い路地を通ると中学生が2人前を歩いていました。2人は車に気づかず話に夢中のようです。急いではいなかったので、のんびり後をついて進んでいると、しばらくして1人が車に気づいてくれました。2人はすぐに路肩によって車を通してくれました。車に気づかず申し訳ないと思ったのか、車が通り過ぎるとき2人はそろって「ペコリ」と頭をさげてくれました。こちらも「ありがとう」の気持ちでペコリと頭を下げました。あの場所で歩いて登校していることを考えると、きっと彼らは元中央っ子です。こちらの気持ちを考えようとしてくれた2人の先輩に何だかとっても嬉しくなりました。※端っこに彼らがいます。

できるとるもん

 『見て見て!ぞうきんで掃除の練習しとるんぜ~』『ホウキも使ってるんぜぇ~すごいでしょ』「すごいね。でも、ちゃんとゴミを集めてきれいになってなきゃ掃除にはならないね」『ちゃんと掃除できとるよ。あそこにたくさんゴミを集めてあるでしょ!』「あれっ、そうだね。流石、小学生、すごいね!」。1年生の子供たちが嬉しそうに活動しています。掃除も楽しめてしまう素敵な気持ち、1年生の中央っ子たちから教わりました。

みんなにこにこ ダンス

今朝の中央っ子タイムは、

6年生が考えた全校ダンスを、各教室で練習していました。

前に立って踊る6年生を見ながら、みんな楽しく踊っています。

一通り踊り終えると、

「~の部分は、こんな風にします。」「ここだけもう一度やってみましょう。」

と、笑顔の6年生からポイントを絞ったアドバイスが。

全校で踊る日が楽しみですね!

朝から元気

 『ジャージにトラいっぱいだ』『数えてみよう1、2‥25匹もいる』『自分のカバンに同じライオンのマークあるから見て!』『ライオン?トラ?ひょう?』。朝の挨拶運動に参加しにきた子供たちがジャージのマークを見つけて遊んでいます。他の子供たちも挨拶運動の合間にグラウンドで走り回ったり、おしゃべりしたりと思い思いに朝の時間を過ごしています。『あっバスできた子たちが来たよ!』。登校班が見えると一斉に並んで挨拶の声を掛けています。中央っ子は朝から元気です。

流石!上級生

 『いた、いた!こっちだよ』『‥さんはどこですか?』『一緒に行こうね!』『・・さんここにいるよ、連れて行ってあげて!』。1階の廊下や教室で上級生の声が響きます。今日の午後は地区児童会、校内の場所の名前も、自分の住む地区の名前も分からない子供がほとんどの1年生は迎えに来てくれる上級生だけが頼りです。上級生の子供たちはやさしく1年生を誘導しています。迷子になった下級生を探しに校内を回っている子もいます。学校はあったかく頼もしい上級生の力に支えられています。

思いやり

 「おはよう!」『びっくりしたぁ、おはようございます』「どうしたの?」『最初、知らない人だと思ってびっくりしたけど‥よく見たらわかりました』「なるほど、よろしくね」。中央っ子がぞくぞく登校してきます。今日から1年生も集団登校です。みんな元気に歩いて玄関に向かっています。あいさつも上手です。1年生の肩にそっと手を置いたり、手をつないだりしながら玄関まで一緒に歩く上級生が何人もいます。中央っ子のやさしさに朝から嬉しい気持ちになりました。

 

いいなぁ!

 『おはようございます、おめでとうございま~す』『1年生がもってるワンパックいいなぁ』『うらやましい、もらいたかったなぁ』「中学校バージョンでるといいね」『そうなったら絶対ほしい!』。朝の挨拶運動に参加している6年生がつぶやきます。今日は入学式、新1年生と保護者の方々がぞくぞく来校しています。低学年の子供たちは新1年生のクラスに興味津々、6年生は仕事に励んでいます。いよいよ令和5年度、中央っ子の全メンバーがそろいます。

準備完了

 始業式の午後、6年生が入学式の準備に取り組んでくれました。『掲示物を飾るのが楽しいです。きれいに可愛くできたのでよかったです』『壁が硬くて画びょうをさすのが大変で指が痛くなったけど頑張りました』『友達とぺちゃくちゃおしゃべしながら仕事できたので楽しかったです』。楽しみながら自分の仕事はきっちりこなす中央っ子は流石です。6年生の皆さんお疲れさまでした。入学式もよろしくお願いします。明日はいい日になりますように!

知っとる?

 始業式が終わり、新年度、担任の先生と一緒に過ごす初めての時間が流れています。担任の先生の話をじっと聞くクラス、新しい友達とおしゃべりの花が咲いているクラスなど、学年・学級によって様々です。昨日までの静けさとはうってかわって学校はとても賑やかです。クラスの様子を見ながら廊下を歩いていると2年生の子供たちが寄ってきて『私のお母さん知っとる?』「えっ、そうなの」『わたしのお祖母ちゃん・・です。知っとる?』「あら、よろしくお伝えください」『私のお父さんの名前・・だけど、わかる?』「分かる、分かる」『じゃあお母さんの名前は?』「立山町の人?」『違うよ』「‥流石に分からんね」と次々に話しかけてきてくれました。新学期初日、屈託のない中央っ子の笑顔に元気をたくさんもらえた新年度のスタートになりました。

 

暇だったから…

 今日は気温が高く、熱中症指数も上昇したため、外遊びや体育館での遊びに制限が設けられました。「せっかくのロングなかよしタイムだったの…」、「何して遊べばいいのかな…」と子供たちも残念そうでした。子供たちが何をして過ごしているのかなと校内を回ってみたところ、6年生2人が熱がこもりがちで埃がよくたまる階段を掃除していました。「えらいね。ありがとう」と、声をかけ、ついでに「どうして掃除をしようと思ったの?」と聞いてみると、「暇だっだから、どうせなら学校のためになることをしようと思って・・・」と答えてくれました。その回答に、心が温かくなりました。

ちょっといい話

 

体育が終わった後の出来事です。

4年生の児童が、水筒のふたを開けたまま教室に戻ってしまいました。そのため、体育館から教室までの廊下がお茶でびしょ濡れになっていました。その時です。廊下の汚れに気付いた5年生が、雑巾を持ってかけつけて拭いてくれました。自分たちがしたわけでもないのに、汚れに気付いて拭いてくれた5年生。そのような姿に、上級生としての立ち居振る舞いを感じました。5年生ありがとう!!

ぽかぽか言葉のシャワー

 先日、4年生の校外学習の引率をしました。

 来拝山登山を行いました。初めは「毛虫がやだー」「もう帰りたい」等、マイナスな言葉が多く、少し心配をしていました。ところが、登り始めてからは「ここ滑るよ。気を付けて」「もう少しで休憩だよ」「がんばれ」「大丈夫?」等と、友達を励ましたり気遣ったりする言葉が、頂上まで続きました。心地よい汗に加えて、子供たちの温かい言葉に、清々しい気持ちになりました。

さりげなく・・・

 ゴールデンウィークが明けた日の朝の出来事です。野菜の苗をもってきた子が、児童玄関で苗の入っていたポットから土をこぼしてしまいました。土をこぼした子はどうすればよいか分からず立ち尽くしていました。片付けを手伝ってあげようかなと近寄ろうとすると、登校直後の6年生が、ランドセルを担いだまま、すっとほうきとちりとりをもって、その土を取り始めてくれました。さりげなく、当たり前のように困っている下級生を助ける6年生の姿に、心が温かくなりました。

学校のためにがんばります!

 先日、初めての委員会活動があり、さらにやる気を出している5年生の子供たち。

 給食時の放送でもそれぞれの担当が決まり、給食の始まる前から「今日は放送があるから給食中に抜けますね」と何度も言いにきました。

 5年生の先陣を切り、Tさんが放送の原稿を読み上げると、教室内の子供たちもなんだか嬉しそうな顔をしていました。

 Tさんが教室に帰ってくると「よかったよ!」と温かい拍手が起こり、Tさんは恥ずかしそうにしながらも笑顔を見せていました。

 仲間たちの放送を聞いて「自分もがんばろう」という思いをさらに高めた子供たち。一生懸命仕事に取り組んでくれると思います。

かわいい1年生のお世話

 入学して間もない1年生教室に、6年生の姿をよく見ます。ランドセルの片付け方を教えたり、トイレに連れて行ってあげたりと、頼れる姿を見せてくれています。1年生も、6年生が話しかけたり遊んでくれたりすることで、不安な気持ちが和らいでいます。「休み時間にも来てくれるかな?」とつぶやく1年生もたくさんいました。立山中央小学校の縦のつながりが深まっていく第一歩ですね。