ちょっといい話
いつもの調子で
担任の先生が一日不在の1年〇組。いろいろな先生が、教室に入ってくださる日です。2時間目のスタートも、いつもと変わらず、足はぺったん、背中はピン!と、とてもよい姿勢で授業を始める子供たちの姿が見られました。一年間の漢字の仕上げの学習で、子供たちは学んだことを思い出しながら、しんと静まり返った中で書き進めていました。書き終わった子供たちは、「きれいに書こうと思ったよ。」「なぞるところ、はみ出さないようにしたよ。」「なぞり書きははみ出したところがあるから、次はもっとがんばりたいな。」とそれぞれの思いを聞かせてくれました。
好奇心
『見て見て!おじちゃんの真似』『いつも裸で寒くないが?』『おじちゃん、元気?』。1年生が玄関前にある銅像と遊んでいます。銅像まで遊び相手になるのかと感心しながら見ていると、今度はグラウンドの氷に興味が移ります。『この氷、クワガタに似てる』『大きいのとれたよ』『つるつる、ざらざらだ』『つめた~い』。氷とも楽しく遊んでいます。周りの様子に目を向けられる素直な感性を、何歳になっても大事にしたいものだと1年生に教わりました。
視写 1年生記録
シ~ンと静まり返った1年生教室で子供たちが視写に取り組んでいます。普段のあどけない顔つきとは別人です。みんな集中して視写しています。ピ・ピ・ピ‥。『終わったぁ~』『いい記録がでたよ』『今日は調子悪かった、次はがんばろう』『やったぁ新記録!』。終わった瞬間、いつものかわいらしい1年生の顔にもどります。「自分の最高記録は何文字くらい?」『150!』『175』『190』。中には5分間で200文字以上かける子もいるようです。1年生、流石です。
つるんつるん
冬晴れの朝、気温が一気に下がり校舎周辺もあちらこちらに氷がはっています。朝早くから、校務助手の方や教頭先生が学校の周りを確認し、子供たちが滑りそうな場所に薬剤をまき、少しでも早く氷が解けるように働いてくださいました。雄山中学校の教頭先生も小学生が通る歩道に薬剤をまいてくださっていました。子供たちが滑ってけがをしないよう、声掛けをしてくださる見守り隊の方々も大勢いると思います。たくさんの方々に子供たちは見守られています。ご配慮、本当にありがとうございます。
できるようになったこと
2年生生活科の授業の様子です。入学してからできるようになったことを、これまでの活動写真を見ながら思い起こしています。自分や友達の活動写真を見て、みんな笑顔です。「町たんけんでは、見つけたことをみんなに発表できたよ」等、できるようになったことを挙げていきました。一人一人の子供が自分の成長を感じる素敵な時間でした。
エール
「雪かきしていたら、今日もたくさんの中央っ子が”ありがとう”って言ってくれました。嬉しいですね」。交通当番で出動してた教職員が笑顔で教えてくれました。今朝の通学路や敷地内は、融雪と雨の水でシャーベット状の雪がたまりビショビショです。教職員が除雪して通路を確保しています。今朝も、何人もの中央っ子が教職員に御礼を言って通っていきます。登校後、謝辞を伝えて回る子供たちもいます。『頑張ってください、後から自分たちも手伝いに来ます』と励ましてくれる子供もいます。中央っ子の温かさが身に染みた朝でした。
創校記念日1月10日
1月10日は立山中央小学校の創校記念日です。学校の歴史について簡単に紹介します。
立山中央小学校が生まれたのは昭和34年4月1日です。五百石小学校と下段小学校の統合によって誕生しました。その時は校舎が未完成だったため五百石小学校を「北部教場」下段小学校を「南部教場」と呼び、それぞれに「立山中央小学校」という校札が掲げられました。校舎の工事は昭和34年10月に始まりました。
昭和36年12月、校舎が完成し、昭和37年1月10日に落成式が行われました。この日に校章が制定され、校旗、校歌も披露されました。この年に行われた「創校記念日制定委員会」で1月10日が創校記念日に定められました。
昭和42年4月には大森小学校と立山中央小学校とが統合されました。その後、平成24年9月に現在の校舎が建設され現在に至っています。令和5年度で立山中央小学校は創校64周年を迎えています。学校の誕生日を中央っ子や保護者、地域の方々、教職員等、たくさんの方々にお祝いしていただければ幸いです。
視写 4年生記録
新年最初の視写、4年生の様子を見に行きました。自己ベストを目指して集中して鉛筆を走らせる子供たちの様子に取組の積み重ねを感じます。今日現在、1分あたりの最高記録は1組:78.6文字、2組:80.6文字、3組:75.7文字です。4年生はクラスごとに使用する用紙の最大文字数も、視写の題材も意図的に変えています。題材によって、使われている漢字の数や言葉遣いのなじみ深さによって、視写のし易さに差があるため単純比較はできませ。ただ題材を見ながら1秒に1文字以上の文字を5分間書き続ける子供の力には感心します。継続は力だということを感じます。
言うほどのことでも‥
先日紹介した前沢中央公園近くのゴミを拾ってくれた5年生の子供たちに会えたので、話を聞きました。「町をきれいにしてくれてありがとう。どうして拾おうと考えたの?」『公園に行こうとしたら歩道にも公園の遊具の近くにもドラッグストアの駐輪場にもゴミがいっぱいあって、拾った方がいいかなと思ったからです』『いっぱい拾ったんだけど捨てる場所がなくてドラッグストアの人にお願いして捨てさせてもらいました』「店員さんびっくりしてなかった?」『いいえ、すごくほめてくれました』「その話、学校のHPに載せたけど、知ってる?」『はい、家の人も見たと思います』「自分だよって教えてあげたんだ!」『いや、わざわざ言うほどのことでもないから‥』『ゴミがあれば拾うのは普通だから‥』「なるほど、でも今日のHPで分かっちゃうかもね」。流石、もうすぐ学校のリーダーになる中央っ子の5年生、来年の活躍が本当に楽しみです。
子供たちがやってきました
『おはようございます』『あけましておめでとうございます』『今年もよろしくお願いします』『寒い~!冷たい~・重い~!』『手足が凍って感覚がなくなりそうです』。学期初めをお祝いするかのような冬晴れの朝、放射冷却の冷たい空気の中、学期初めと書初め大会でいつもより多くの荷物を抱えた子供たちが元気に登校してきます。中には『学校に行って友達に会えるのが楽しみで朝早く起きちゃいました』と嬉しいメッセージをくれた子供もいました。やっぱり子供がいてこそ学校です。3学期、みんなで楽しい時間を創っていきましょう。