中央っ子日記

ちょっといい話

やさしい気持ち

 『今、虫を育ててるんです、ちっちゃくてかわいいでしょ』「2匹いるね、大事に育ててね」『この隅っこの小さい方、あんまり動かないんです』「そういう時もあるよね、少し休みたいんじゃない?」『でも‥昨日からずっとだから心配で‥』「昨日から様子見てるんだ、すごいね。本当に大事にしてるんだね」『これから餌の草をとってきます、草が加ピカピにならないようティッシュとかで濡らすといいんだって』。2人の中央っ子はそう言って裏の畑に駆け出していきました。生き物を育てることを通して優しい気持ちが育っています。

ごほうび

 『シールのつくり方教えてください』。数人の5年生の子供たちのお願いです。「何に使うの?」『保育所交流の企画で使うご褒美シールです。シールなら子供たちが喜んでくれると思って!』「なるほど、時間があるときにおいで」。昨夕から空いた時間にやってきて少しずつ作り方を学んでいます。自分で考え行動する5年生の子供たちに嬉しくなってどんどんサービスしたくなってきます。がんばれ、5年生!

オニュ~

 中央っ子を出迎えていたら、玄関に出て来た〇さんが嬉しそうに足元を指して『見て見て、新しいシューズはいてきた。”‥そく”だよ』と教えてくれます。「かっこいいね、2学期だから?」『うん、運動会もあるし、ちょうどいいシューズが売ってて、家の人が買ってくれた』「よかったね、大事にしなよ」『はいっ!』。〇さん元気よくグラウンドに走り出していきました。新品って嬉しいですよね。

 

気持ちいい~

 『めっちゃ気持ちいい~』『こんな遠くまで霧が届くよ』『冷たくていい感じ~』『油断するとベッチャ、ベチャだぁ~』。中央っ子がグラウンドで大喜びしています。校務助手の方、お手製のミスト発生大型送風機が登場したからです。まだまだ暑い日が続くからとプールで使用していたミストを再利用して用意してくださいました。熱中症の心配が少しでも和らげばという心遣いに感謝です。

気付き

 『畑の近くに白い何かが落ちてます、見に来てください』。〇さんが誘ってくれました。『何個かあるんです、キノコかな?毒とかあると嫌だから触らないようにしてるんだけど何かわかりますか?』「キノコみたいだけど‥」『図鑑とかインターネットで調べてみたら!』「はい、そうします」。〇さん教室へ向かいます。周りの変化に気付く力、気付いたことをそのままにしない気持ち、〇さんの気付きの力に感心します。