ちょっといい話
暇だったから…
今日は気温が高く、熱中症指数も上昇したため、外遊びや体育館での遊びに制限が設けられました。「せっかくのロングなかよしタイムだったの…」、「何して遊べばいいのかな…」と子供たちも残念そうでした。子供たちが何をして過ごしているのかなと校内を回ってみたところ、6年生2人が熱がこもりがちで埃がよくたまる階段を掃除していました。「えらいね。ありがとう」と、声をかけ、ついでに「どうして掃除をしようと思ったの?」と聞いてみると、「暇だっだから、どうせなら学校のためになることをしようと思って・・・」と答えてくれました。その回答に、心が温かくなりました。
ちょっといい話
体育が終わった後の出来事です。
4年生の児童が、水筒のふたを開けたまま教室に戻ってしまいました。そのため、体育館から教室までの廊下がお茶でびしょ濡れになっていました。その時です。廊下の汚れに気付いた5年生が、雑巾を持ってかけつけて拭いてくれました。自分たちがしたわけでもないのに、汚れに気付いて拭いてくれた5年生。そのような姿に、上級生としての立ち居振る舞いを感じました。5年生ありがとう!!
ぽかぽか言葉のシャワー
先日、4年生の校外学習の引率をしました。
来拝山登山を行いました。初めは「毛虫がやだー」「もう帰りたい」等、マイナスな言葉が多く、少し心配をしていました。ところが、登り始めてからは「ここ滑るよ。気を付けて」「もう少しで休憩だよ」「がんばれ」「大丈夫?」等と、友達を励ましたり気遣ったりする言葉が、頂上まで続きました。心地よい汗に加えて、子供たちの温かい言葉に、清々しい気持ちになりました。
さりげなく・・・
ゴールデンウィークが明けた日の朝の出来事です。野菜の苗をもってきた子が、児童玄関で苗の入っていたポットから土をこぼしてしまいました。土をこぼした子はどうすればよいか分からず立ち尽くしていました。片付けを手伝ってあげようかなと近寄ろうとすると、登校直後の6年生が、ランドセルを担いだまま、すっとほうきとちりとりをもって、その土を取り始めてくれました。さりげなく、当たり前のように困っている下級生を助ける6年生の姿に、心が温かくなりました。
学校のためにがんばります!
先日、初めての委員会活動があり、さらにやる気を出している5年生の子供たち。
給食時の放送でもそれぞれの担当が決まり、給食の始まる前から「今日は放送があるから給食中に抜けますね」と何度も言いにきました。
5年生の先陣を切り、Tさんが放送の原稿を読み上げると、教室内の子供たちもなんだか嬉しそうな顔をしていました。
Tさんが教室に帰ってくると「よかったよ!」と温かい拍手が起こり、Tさんは恥ずかしそうにしながらも笑顔を見せていました。
仲間たちの放送を聞いて「自分もがんばろう」という思いをさらに高めた子供たち。一生懸命仕事に取り組んでくれると思います。
かわいい1年生のお世話
入学して間もない1年生教室に、6年生の姿をよく見ます。ランドセルの片付け方を教えたり、トイレに連れて行ってあげたりと、頼れる姿を見せてくれています。1年生も、6年生が話しかけたり遊んでくれたりすることで、不安な気持ちが和らいでいます。「休み時間にも来てくれるかな?」とつぶやく1年生もたくさんいました。立山中央小学校の縦のつながりが深まっていく第一歩ですね。