ちょっといい話
タン・タ・タン
「今から反復横跳びの練習をします」『カ・ン・ト・ク・ヨ・コ・ト・ビ?』『ちがうんじゃない、カ・ン・プ・クだと思うよ』。1年生がスポーツテストの練習に挑戦しています。『難しいなぁ、何度もするとゴチャゴチャになる』『意外と簡単にできたよ』『だんだん慣れてきた』。子供たちの感想と実際の動きとは必ず同じとは限りませんが、先生の動きと「開く・戻す・また開く‥早くするよ、それっ!タン・タ・タン」という指示と動きを必死に追いかけ練習している姿に思わず笑みがこぼれます。そしてどんどん上達していく1年生の動きには目を見張るものがありました。楽しみながら、本気で挑戦している1年生に大きな拍手を送ります。
インデペンデンス・デイ
2023年7月4日はアメリカの247回目の誕生日をお祝いする日です。3年生の外国語活動ではアメリカを象徴するコスチュームで登場してくれたALTからアメリカの国の文化や歴史について教わりました。国旗の星や紅白のラインにちゃんと意味があることを知り、子供たちはとても感心していました。自分とは異なる考え方と触れることは、普段当たり前に感じてしまう自分と自分の周りの環境について改めて見直すよい機会となります。外国の情報を通して、子供たちが今の日本について考えてくれていたら嬉しいです。
また教えてあげますよ!
『残念なことがあったんです』。3年の〇さんが話しかけてきます。「どうしたの?」『自分のホウセンカの花は赤だったんです』「赤なんて普通じゃないの?」『白もあるんですよ。白になる可能性は低いって聞いていたのに、白になってる友達がそれより多い感じがして余計に残念なんです』「もう花が咲いたんだ」『いや咲いてません。茎の色で分かるんですよ』「そうなの?」『鉢を見に来れば分かりますよ』。その後〇さんにホウセンカについての講義を受けました。新しいことを知ったので他の中央っ子に「ホウセンカの花の色は?」と得意気に聞くと『赤と白!(なんでそんな分かり切ったこと聞くの?)』と返ってきました。それを見ていた〇さん「今度、また新しいこと分かったら教えてあげますよ」と励ましてくれました。トホホ‥。
おおはしゃぎ
『ぎゃぁ~~っ!%〇$&×@⁂◇♡‥』。小プールから子供たちの歓声が聞こえてきます。1年生の子供たちが水学習の自由時間を楽しんでいるようです。泳ぎに興じる子、水をかけてもらって喜ぶ子、先生にくっつく子、ぷかぷか浮かぶことを楽しむ子など、それぞれが思い思いに時間を過ごしています。夏の空の下、プールは笑顔と元気な声であふれています。
七夕
「こんにちは!短冊や飾りが付けやすいようなものを選んで持ってきました」。造園業者の方が校内に7月6日のたてわり活動で使う竹を運び込んでくださいました。先月の愛育会で七夕飾りをつくるイベントを相談し、役員の方から依頼を受けた造園業者の方が竹を用意してくださいました。『今度、七夕つくるんでしょ』『願い事もう決まってるよ!』『飾りも作ってこようかな』。子供たちは多目的室に置かれた竹を囲んで口々に話します。出来上がった七夕飾りは玄関に設置し、七夕の朝を迎える予定です。子供たちの心に残る七夕の日になれば嬉しいです。造園業者と愛育会の皆様、ありとうございます。
おいちぃ~
『これあげます』「いいの」『今日は袋持ってきてないし、よかったらどうぞ』「うれしいな、ありがとう」。2年生の〇さんが野菜をプレゼントしてくれました。『何?何?トマトもらったの?』。他の2年生も集まってきました。『トマトはあげる、オクラは持って帰る』。◇さんもプレゼントしてくれるそうです。「オクラは?」『これは家で食べるの!』「喜んでくれるでしょ?」『うん、家族はおいちぃ~って言ってくれます』『自分もそうそう、おぃちぃ~って喜んでくれる』。自分以外の人の喜びも、自分の喜びになっている2年生の素直なやさしい気持ちにふれた朝でした。
好きだから
掃除の時間、マキタをもってお手伝いをしていると『ここのゴミはとらないでください。自分でやります』と3年生の〇さんにお願いされました。大概の子供は『このゴミ吸い取ってください、ありがとう!』と言ってくれるのですが〇さんは違いました。「分かったよ」と言って通り過ぎようとしましたが気になったので「掃除が好きなの?それともホウキの仕事が好きなの?」と尋ねました。すると『う~ん‥掃除が好きっていうより、どっちかっていうと仕事をするのが好きって感じです。だから、どうしても最後まで自分でやりたいんです』という言葉が返ってきました。責任をもってきちんと自分の仕事をやり遂げようとする〇さんは「とってもカッコいい」です。
朝のたてわり活動
朝、大きい中央っ子と小さい中央っ子がたてわり活動?をしていました。小さい中央っ子にあたたかく接している大きい中央っ子のやさしい表情が印象的だっので写真に撮りました。何を話していたのか?何をしていたのか?は謎です。
収穫の朝
『今日はこれだけとれました』。2年生の〇さんが袋に入った野菜を見せてくれました。昨日していた育てている野菜の話を覚えていたようです。『トマトは昨日まで黄色だったけど、今日見たら赤くなってました。ピーマンもちょうどよい大きさになったのでとりました』。「まだまだ、とれそう?」『黄色のトマトやちっちゃいピーマンがいっぱいできてます』「いいね、あまったらくれる?」『たくさんできたらね!』。やさしい〇さんの気持ちがとても嬉しかったです。2年生の野菜、たくさん育つといいなと思います。
子供たちのおかげ
『このトンボなんて言う名前か分かりますか?』。子供たちが隙間に引っかかっていたトンボを持ってきます。「早速検索してみよう」。「この間も上手くいかなかったし大丈夫かな」と思いながら写真検索をしました。案の定、背景が写り込み別の結果が出てしまいます。『ここで撮れば』『‥してみたら』。子供たちと撮影方法を工夫し、ようやくトンボの名前が分かりました。『よっしゃあ、イトトンボね!』『機械も上手く使わんとやっぱり駄目だね。完全に便利なわけじゃないんだ』『調べてくれてありがとうございます』。子供たちはトンボを逃がして、妙に感心しながら去っていきました。今回は子供たちのおかげで検索、成功です。