ちょっといい話
私が副班長!
2年生の女の子が、朝登校するなり、「明日は、私が副班長!」と伝えてきました。その子の班は4年生の子供が副班長をしているけれど、4年生は今日から宿泊学習があるため、明日の朝は自分が副班長をすることを伝えてきたのでした。少し不安げな表情でしたが、「安全に気を付けて登校してね」と声をかけると、きりっとした表情になり「はい」と元気な返事がありました。
おいしくなぁれ!
『準備してくださってありがとうございます』。食材や食器、薪や道具が並んでいるのを見て6年生の〇さんが感謝の言葉を伝えます。◇さんはペコッと頭を下げて調理工程が書かれたシートを受け取ります。相手の配慮が当たり前でないことを感じている子供を見ると嬉しくなります。6年生は元気に野外炊飯に準備に取り掛かり始めました。『玉ねぎ洗うの?』『お米のとぎ加減はこれでいい?』『チャッカマンのロック外すの忘れてた。道理で動かないはずだ』『煙ばかり出てるけどこれでいいのかな?』。簡単にはいかないようですが、火は起きて、調理も何とか協力して作業が進んでいるようです。美味しいカレーができますように!
どっちだったっけ?
『おはようございます』「何組?」『〇組です、お願いします』。6年生が次々に荷物を預けに来ます。今日は遠足&宿泊学習の日です。宿泊用の荷物を学校に置いて金沢に向かう予定です。『これお願いします』「小さい方でいいの?」『あれっ?どっちだっけ?ちょっと待ってください。確かめます』『あの~弁当も預けちゃったんで取りに来ました』『遠足で使う資料を預けちゃいました』。荷物整理の怪しい6年生の言動が周囲の雰囲気を一層和ませてくれました。無事に帰ってきてくださいね。行ってらっしゃい!楽しい時間をたくさん過ごせますように!
ドラマ
『3・2・1スタート』『失礼します、私は‥中学の・・です』『私jは‥高校の‥です』『校長先生にお話があってきました』『よろしくお願いします』‥。2年生の子供たちが座談コーナーで学園ドラマの撮影(ごっこ)をしているようです。即興で筋を考え、近くにいた6年生を勝手に巻き込んで、ドラマの筋が進みます。急に参加させられた6年生は戸惑いながらも2年生に合わせてくれています。仲良し中央っ子のほのぼのとした時間が流れています。
朝活
風の強い朝でした。6年生の〇さんが学校の敷地に入るなりグラウンドのシートを直しに向かいます。「ありがとう」『シートがめくれていてので直そうと思って行きました』「面倒くさいって思わないの?」『家の畑でよく手伝いをしているんで、それほどでもないです』。いい気分で校内に入ると今度は玄関付近を掃除している◇さんと◎さんがいます。『昨日は西側の玄関をしたから今日は東に来ました』。二人は自分で決めた仕事を続けているそうです。誰かのためになることを当たり前のようにしている6年生に出会えたいい朝でした。