中央っ子日記

ちょっといい話

真っ黒

 ピピピピピピ‥『ふ~ぅ』。3年生教室に安堵のため息がもれています。5分間、集中して視写に取り組んだ直後の様子です。「疲れる?」『はい、すごく疲れます。書くのも、教科書や用紙を見たりするのも素早くやるからです』「今日の成果はどうだった?」『目標超えました』『目標ぴったりでビックリしました』『もうチョッとだったので悔しいです』。みんな結果に一喜一憂しています。『見て見て!鉛筆で書いた字の上で手を動かすから、めちゃめちゃ汚れちゃうんです!』。〇さん、頑張った成果が表れた手を笑顔で見せてくれました。

パペット

 『おはようございます~!』たくさんの中央っ子がニコニコ顔で挨拶しています。手には先生お手製の人形をもっています。『いいでしょ~かわいいよねぇ~』。とっても嬉しそうです。今日は”さわやか運動”の日、学校の玄関は人形をもった可愛い子供たちとそれを見守る高校生や地域の方々で大賑わいでした。

 

花壇

 『やっぱり、やめておこうよ』『そうかぁ~、そうだね、せっかくだもんね』。花壇の傍で子供たちが話しています。「何をやめたの?」『カマキリ探しです。卵とか探そうとしてたんだけど、止めました』「どうして?かわいそうだから?」『違います。花をかき分けて探すと花が折れたり曲がったりするでしょ。ここの花壇の花は助手の方が大事に育ててくれたものでしょ。だから、止めようってことになったんです』「そうなんだ、育てた方の気持ちを考えたんだね。ありがとう」。相手の気持ちを創造できる中央っ子との話に”ほっこり”とした気持ちになりました。

すごいことが続いています

 二学期から1階多目的ルームに知育玩具等のコーナーを設けています。設置してから、かれこれ二か月近く、子供たちの憩いの場の一つになりつつあります。笑顔で友達と遊ぶ子、パズルを解こうと真剣に取り組む子等、時間の過ごし方は様々です。その様子を見守り続けて感心しているのが道具の始末の仕方です。細かい部品がたくさんあるのに、どれ一つなくなっていないのです。「あえて子供たちが自由に使えるようにしているのだから、部品が無くなることは起こる」と覚悟していたのですが、そんな様子はありません。とても嬉しく、そして驚いています。物を大事に使うのは「当たり前」ですが、これだけ大勢の子供がいる環境で、それが実行し続けられているのは並大抵のことではありません。とても「有難いこと」「すごいこと」です。それができる中央っ子はやっぱり素敵です。大事に使ってくれて「ありがとう」!

 

秋の夜空・移動天文教室

 愛育会の教養講座が行われました。子供たちは家族と一緒に秋の星空観測を楽しんでいます。『見えた!見えた』『白かったよ、輪っかもはっきり見えた』『望遠鏡がすごく大きくて驚きました』。子供も大人もレンズを通して見える星々に興味津々のようです。会の企画運営をしてくださった愛育会役員の皆様、星々を見せてくださった富山県天文学会の皆様、素敵な時間を本当にありがとうございました。