中央っ子日記

ちょっといい話

小さな応援団

 『大丈夫?きっとできるよ。がんばってね、私応援してあげる』。1年生の授業でスライドの自動再生がうまくいかず困っていたのでお手伝いを始めたのですが、どうにもうまくいきません。様々なボタンを試しながら四苦八苦していた時、〇さんが近くにやってきてやさしい声で励ましてくれました。何とかボタンを見つけ自動再生ができるようになると〇さん『ありがとう、がんばったね』とほめてくれました。他の1年生も口々に「ありがとう」とお礼を言ってくれました。小さな応援団の励ましがとっても心にしみて、元気いっぱいになれました。ありがとう1年生のみなさん。

かっぱ?おかっぱ?

 『3階の5年生教室の近くにゆうれいが出るらしいです』「興味深いね。案内してよ」『こっちです、こっち』。5年生の〇さんたちが案内してくれます。この扉にす~っと吸い込まれていくらしいんです。「どんな人」『河童って聞きました』『えっ?おかっぱの子って聞いたよ』「何だか話が怪しくなってない。とりあえず扉開けてみようか?」。5年生が扉の前にたくさん集まってきます。『お~っ中に部屋がある、ほこりすごいね。でも普通で何か安心した』『そ~お?自分はまだ何か出そうな感じがするけど』。5年生の怪談話、学校あるあるです。でも人影が本当に見えたとしたら誰だったのかなぁ?

 

考えたのは誰?

 『お~ちた、おちた何がおちた‥‥雷』『ぎゃぁ~』『やったぁ~』。なかよしタイムで赤団がゲームを楽しんでいます。『けっこう難しいですよ、でも、めっちゃ楽しいです』。うまくいった子もそうでない子もみんな笑顔です。振り返りで4年生の〇さん『とっても楽しかったです。誰が考えてくれたんですか』と団長さんに尋ねます。『6年生みんなで考えました』と答えると〇さん『楽しいゲームを考えてくれてありがとうございます』とお礼の気持ちを伝えます。後で団長さんに気持ちを聞きました。『6年生がゲームを考える時に協力してくれたし、お礼を言ってくれる下級生もいたので、頑張ってよかったです。去年のGogoフェスティバルの経験が役に立ちました。』と教えてくれました。考えた6年生も、参加した下級生もみんなで楽しい時間を創れたようです。

練習の成果

 1年生は体育で「てつぼうあそび」をしています。新しい技を身に付けようと練習する子供に、できる子供が「〇〇するといいよ」とアドバイスする微笑ましい姿があちこちで見ることができます。新しい技ができるようになると、「先生、〇〇できるようになったよ」と報告にしてくれます。
 今日は、うれしそうに「先生、まめできた見て」と駆け寄ってくる子供がいました。「がんばったんだね」と声をかけると、「うん」と返事をし、また鉄棒の方に向かって行きました。

  

 『きれいな雲だね~、あれは夏の雲だよ。あの雲が出るとよく雨が降るんだよ』「そうなんだ、じゃあ、あの雲の下は雨が降ってる?」『そうだねぇ~、富山市の西側あたりは降ってるかもしれないな。もしかすると‥』。4年生の〇さんが雲の講義をしてくれました。それを聞いていた1年生の◇さんたち『すごいでっかい雲だね、下の方はなんか黒いね。でも上の方は本当に真っ白できれいだな』『曇ってね、おつゆの湯気が集まってでいるんだって、雲の上には乗れないんだよ』『乗ってみないと分からないでしょ』『どうやって乗るの?』と話し合っています。朝の雲が子供たちに話題を提供してくれたようです。身の回りのちょっとした変化に気持ちを向けて考えを膨らませる素敵な中央っ子との朝です。