ちょっといい話
また教えてあげますよ!
『残念なことがあったんです』。3年の〇さんが話しかけてきます。「どうしたの?」『自分のホウセンカの花は赤だったんです』「赤なんて普通じゃないの?」『白もあるんですよ。白になる可能性は低いって聞いていたのに、白になってる友達がそれより多い感じがして余計に残念なんです』「もう花が咲いたんだ」『いや咲いてません。茎の色で分かるんですよ』「そうなの?」『鉢を見に来れば分かりますよ』。その後〇さんにホウセンカについての講義を受けました。新しいことを知ったので他の中央っ子に「ホウセンカの花の色は?」と得意気に聞くと『赤と白!(なんでそんな分かり切ったこと聞くの?)』と返ってきました。それを見ていた〇さん「今度、また新しいこと分かったら教えてあげますよ」と励ましてくれました。トホホ‥。
おおはしゃぎ
『ぎゃぁ~~っ!%〇$&×@⁂◇♡‥』。小プールから子供たちの歓声が聞こえてきます。1年生の子供たちが水学習の自由時間を楽しんでいるようです。泳ぎに興じる子、水をかけてもらって喜ぶ子、先生にくっつく子、ぷかぷか浮かぶことを楽しむ子など、それぞれが思い思いに時間を過ごしています。夏の空の下、プールは笑顔と元気な声であふれています。
七夕
「こんにちは!短冊や飾りが付けやすいようなものを選んで持ってきました」。造園業者の方が校内に7月6日のたてわり活動で使う竹を運び込んでくださいました。先月の愛育会で七夕飾りをつくるイベントを相談し、役員の方から依頼を受けた造園業者の方が竹を用意してくださいました。『今度、七夕つくるんでしょ』『願い事もう決まってるよ!』『飾りも作ってこようかな』。子供たちは多目的室に置かれた竹を囲んで口々に話します。出来上がった七夕飾りは玄関に設置し、七夕の朝を迎える予定です。子供たちの心に残る七夕の日になれば嬉しいです。造園業者と愛育会の皆様、ありとうございます。
おいちぃ~
『これあげます』「いいの」『今日は袋持ってきてないし、よかったらどうぞ』「うれしいな、ありがとう」。2年生の〇さんが野菜をプレゼントしてくれました。『何?何?トマトもらったの?』。他の2年生も集まってきました。『トマトはあげる、オクラは持って帰る』。◇さんもプレゼントしてくれるそうです。「オクラは?」『これは家で食べるの!』「喜んでくれるでしょ?」『うん、家族はおいちぃ~って言ってくれます』『自分もそうそう、おぃちぃ~って喜んでくれる』。自分以外の人の喜びも、自分の喜びになっている2年生の素直なやさしい気持ちにふれた朝でした。
好きだから
掃除の時間、マキタをもってお手伝いをしていると『ここのゴミはとらないでください。自分でやります』と3年生の〇さんにお願いされました。大概の子供は『このゴミ吸い取ってください、ありがとう!』と言ってくれるのですが〇さんは違いました。「分かったよ」と言って通り過ぎようとしましたが気になったので「掃除が好きなの?それともホウキの仕事が好きなの?」と尋ねました。すると『う~ん‥掃除が好きっていうより、どっちかっていうと仕事をするのが好きって感じです。だから、どうしても最後まで自分でやりたいんです』という言葉が返ってきました。責任をもってきちんと自分の仕事をやり遂げようとする〇さんは「とってもカッコいい」です。
朝のたてわり活動
朝、大きい中央っ子と小さい中央っ子がたてわり活動?をしていました。小さい中央っ子にあたたかく接している大きい中央っ子のやさしい表情が印象的だっので写真に撮りました。何を話していたのか?何をしていたのか?は謎です。
収穫の朝
『今日はこれだけとれました』。2年生の〇さんが袋に入った野菜を見せてくれました。昨日していた育てている野菜の話を覚えていたようです。『トマトは昨日まで黄色だったけど、今日見たら赤くなってました。ピーマンもちょうどよい大きさになったのでとりました』。「まだまだ、とれそう?」『黄色のトマトやちっちゃいピーマンがいっぱいできてます』「いいね、あまったらくれる?」『たくさんできたらね!』。やさしい〇さんの気持ちがとても嬉しかったです。2年生の野菜、たくさん育つといいなと思います。
子供たちのおかげ
『このトンボなんて言う名前か分かりますか?』。子供たちが隙間に引っかかっていたトンボを持ってきます。「早速検索してみよう」。「この間も上手くいかなかったし大丈夫かな」と思いながら写真検索をしました。案の定、背景が写り込み別の結果が出てしまいます。『ここで撮れば』『‥してみたら』。子供たちと撮影方法を工夫し、ようやくトンボの名前が分かりました。『よっしゃあ、イトトンボね!』『機械も上手く使わんとやっぱり駄目だね。完全に便利なわけじゃないんだ』『調べてくれてありがとうございます』。子供たちはトンボを逃がして、妙に感心しながら去っていきました。今回は子供たちのおかげで検索、成功です。
自給自足
『おはようございます。今日こそ、つくってきたゲームやってみてくださいね』「ありがとう。楽しみにしてるよ。。そのゲームは何時つくったの」『家で暇な時間があったときにつくってます。自分でつくって自分で遊んで楽しんでます』「自給自足だね」『??』「自分が必要なものを自分自身で用意することだよ」『なるほど!じゃあ中央っ子タイムに行くので待っててくださいね』。3年生の〇さんニコニコ顔で教室に向かって歩いていきました。休み時間にさせてもらいました、があっという間に終了でした。話を聞くと他にもプログラミングでゲームをつくる中央っ子がいるようです。みんなすごいなぁ。
芸術の初夏
クラブ活動後の職員室前には定期的に「アート」「手芸」の2つのクラブの作品展が行われます。今回も美しい作品が並べられ、通る者の目を癒しています。色遣いや構図など一人一人の個性と発想が生かされ、見ていてとても楽しいです。ぜひ学校外の皆さんにも紹介したくて投稿しました。写真は実物には敵いませんが初夏の芸術作品をお楽しみください。
創り出す
『あれっ?昨日スクラッチで創ったゲーム消えちゃった!5つも創ったのに‥』『保存してなかったんじゃない』『どうするの?』『ここを押して、ここをこうして‥』『そうだったのか、まっいいや、ちょっと待ってて、すぐに創るから!』「そんなにすぐできるの?」『簡単、簡単!』。3年生の〇さんたちが自分のPCで作業を始めます。『できた!見て見て、ほら動くでしょ!あれっ?何か変だな‥』。画面ではキャラクターが動いていますが〇さんの思った動きではないようです。『もう一度プログラム見直せば?』。友達が助言します。『そうだね、創り直してまた明日来ます。楽しみにしてえくださいね』。〇さん意気揚々と帰っていきました。明日、完成版を見せてもらうのを楽しみにしています。がんばれ〇さん!
台湾からのサプライズゲスト
『だれだれ?』『どこから来られたんですか?』『台湾ってどの辺にあるんですか?』。子供たちは突然の来校者に興味津々です。今日のお昼、台湾の食育協会の方々が学校の視察で主に1・3・4年生の給食の様子を見ていかれました。「ずいぶん静かに食事をしているのですね。台湾でここまで整然としているところは少ないと思います」。お客様は子供たちの様子に感心しておられます。昼休み、元気にグラウンドで遊ぶ子供たちの様子に「食後に運動しているなんてすごいです。台湾では、昼食後、会社も学校も必ず昼寝の時間をとります。国が変わると習慣もずいぶん違うのですね」と驚いておられました。サプライズの給食時間をお客様も子供たちも楽しんでいたようです。
プール開き
今朝プール開きを行いました。今日までに校務助手の方が施設の基本清掃をしてくださり高学年の子供たちと教職員が仕上げをしてくれたおかげです。きれいな施設で気持ちよく行事が行えました。ありがとうございます。
早朝、児童会長と共に塩をまいてプールを清めるとともに「子供たちの安全」を祈願しました。全学年の児童が参加したプール開きでは「水泳は最も危険な学習であるとともに、水難事故等から自分の命を守るために行う大切な学習であること」「水に可能な限り長い時間浮いていられる技術を学ぶこと」の2点を子供たちに伝えました。指導を担う教職員には「大切な子供たちの命を預かっていることを十分に自覚し指導に当たること」を指示しました。その後の模範水泳では6年生が泳ぎの手本を見せてくれました。安全で楽しい水泳学習が行われるよう学習に参加する者すべてが気を引き締めて取組んでいきます。
命をまもる2つのこと
「勇気をもって声をかける、AEDの電源を入れる、この2つを忘れないでください』。消防署から講師を招いて教職員の救急救命の研修を行いました。講師の方から講義と実習を交えて「命の大切さ」「命を救おうとする気持ち」「命を救うための技術」「AEDの重要性」等を教えていただきました。明日はプール開きです。学校は安全に楽しい水泳学習になるよう準備を整えています。講師の先生ありがとうございました。
クリーンセンターへ出発
「どこ行くの?」『クリ-ンセンターです』「何してくるの?」『ゴミがどんなふうに処理されているのかを確かめます』。流石4年生、目的意識がしっかりしてます。最近は校外学習ラッシュです。今日は4年生がクリーンセンターに出発しました。実際のものを自分の五感で感じとる経験は何よりの学びになります。楽しく安全に見学して面白いものをたくさん発見してきてほしいです。行ってらっしゃい!
楽しかったから!
今日のお昼にスマイルタイム(縦割り班活動)が行われました。〇団に招待されたので体育館を覗いてみると6年の〇さんが一人で全体を見事にまとめています。場の様子を見ながら臨機応変に動き回り、自分の言葉で的確な指示を出して、みんなを盛り上げようとしています。リーダーとしての素晴らしい働きぶりに感心します。団のみんなもとっても楽しそうでした。「一人でまとめるの大変じゃなかった?」『いいえ、元々話すのは好きなので、そこは大丈夫でした。いろんな学年の子がいるから話を聞いてもらうのが難しかったけれど、6年生の仲間が周りに声をかけて協力してくれたから、うまくいきました』「苦労はあるよね。ねぇ、もし次回も今回と同じように一人ですることになったらどうするの?」『‥‥多分やります!だって楽しかったから!』。はっきりとした口調に、仕事をやり切った〇さんの自信を感じます。きっと〇さんのように頼もしい中央っ子が他にもいるんだろうと思うと、これからが楽しみです。〇さんお疲れさまでした。
遊んであげよう!
児童玄関前で5年生が楽しそうに話しながら保育所交流に出発するために並んでいます。『小さな子供たちが楽しめるよう頑張ってきます』『うまく会が進むよう司会進行をしっかりやってきます』『たくさん遊んであげようと思ってます』。みんなのワクワクした表情から来年の1年生に会うのが楽しみでならない子供たちの気持ちが伝わってきます。小さな子供たちも少し大きくなった子供たちも、みんなで素敵な時間を創っていくことを願ってます。行ってらっしゃい!
あっちっち
昼休み、いつもなら大人気の「一輪車練習スタンド」を使う子供が誰もいません。みんな壁や窓枠を使って練習しています。「スタンド使わないの?」『熱くてさわれないんです』。触ってみると、なるほど金属が初夏の日差しで暖められ、結構な熱さです。早速、日陰側にスタンドを移動しました。『これなら大丈夫!』。早速、スタンドを使った練習再開です。がんばれ!中央っ子!
中央っ子タイム
体育委員会の子供たちが考えてくれた「リアル鬼ごっこ」が今週から中央っ子タイムに行われています。今日は2・3年生が参加しました。さわやかな空気の中で元気いっぱい、中央っ子が運動を楽しんでいます。『5・4・3・2・1‥‥鬼が増えます』『ぎやあぁぁぁ~』。時間の経過とともに増えていく鬼に追われ、逃げる子供たちの動きも激しくなっていきます。鬼の増員が楽しさを倍増させているようです。企画運営してくれた体育委員会のみなさん、ありがとう!明日以降もよろしくお願いします。
理科室へGo!
『どう思う?』『トンボ?』『バッタじゃない?』『どっちも合っとりそうだよね』。1年生が地面に落ちていた羽を囲んで話し合っています。『これはなんていう虫の羽かわかりますか?』。〇さんが傍に来ます。さっそく写真検索をかけたのですが写り込んでいた水筒やグレーチング、羽の外形だけを認識した別の生き物が回答として出てきます。「うまくいかないね。トンボかバッタに見えるけど‥」『分かった、自分たちで調べます』「どうするの?」『理科室行けば分かるかも!』『そうだね』。1年生の子供たちは一斉に校舎に向かって走り出しました。自分たちで何とか解決しようと動き出す中央っ子のたくましい姿を見て嬉しくなりました。答えはでたのかなぁ‥!
せんべい
「どこに行くの?」『せんべい工場です』「何しに行くの?」『せんべいを焼きます!』「焼くためだけに行くの?」『いや‥食べます』「それだけ」『‥‥工場の見学もします』。せんべい工場の見学の出発を待つ3年生はみんな笑顔です。見学と体験を心待ちにしているようです。「面白い発見がたくさんあるといいな」と思います。安全で楽しく充実した見学になりますように!行ってらっしゃい!
雨なのに?
今朝は雨が降っていました。登校してくる子供たちの傘の花が咲いています。子供たちに声をかけているときです。突然6年生が1人グラウンドに向かって走り出しました。「雨が降っているのに何があった?」とじっと様子を見ていると、どうやらグラウンドに落ちているゴミを拾いに行ってくれたようです。とても嬉しく思っていると、また別の6年生が走り出します。まだ落ちているようです。「ありがたいな」と見ていると今度は6年生と一緒に下級生も最後のゴミを拾いに走り出しました。よい手本を見せてくれる上級生、よい真似をする下級生、中央っ子は素敵です。風邪ひきませんように!
中央っ子記者ニュース:「体育館レポート」
5年生の〇さんが立山中央小学校の「体育館レポート」の記事を投稿してくれました。
立山中央小学校には、みんなが楽しめる、ボルダリング!!があります。みんなで使うボルダリングは、簡単そうで、意外と難しいです。友達とやるときは、とっても面白いです。体育館では、ドッチボールや、鬼ごっこがたのしめます!クラスから体育館に向かう通路には、みんなの絵をひとつにしたお花畑が咲いています。以上、体育館とその周辺のレポートでした。
マズイかなと思って
「ピロティの掃除してくれたんだって?ありがとう!どうして?」。昨日の午後ボランティアをしてくれていた子供たちがいると聞き、3年生の〇さんたちに尋ねました。『すごく砂で汚れていたので、これはマズイと思ってみんなで掃除しました』『時々汚れているから、きれいな方がいいかな?と思って掃除しました』「気付いて動いてくれたんだ。すごいね、本当にありがとう!記念に昨日の様子を再現してくれる?」。素敵な中央っ子たち3人は笑顔で撮影に協力してくれました。
内緒だよ
「らいじいに会えてますか?」『まってぇ』『はい、会えました』『できたよ』『見て見て、ちゃんと初めの画面出せたよ』。1年生教室から楽し気な声が聞こえてきます。児童用PCの使い方を学んでいるようです。『数字入れたら始まるんだよ』「どんな数字」『教えたらダメなの、大事だから。ないしょ!』。自分の情報を守ることの大切さ、ちゃんと学んでいて安心です。使いこなして楽しく学んでほしいなと思います。がんばれ1年生。
立山博物館へGo!
『6年生今日はランドセルはないね』『校外学習らしいよ』。登校時の下級生が話しています。今日は6年生が立山博物館へ校外学習に出発します。『立山のいろいろなことを知りたいな』『自分のテーマをちゃんと見つけてきます!』『まんだら遊苑にある地獄が怖そうで心配』『大丈夫、みんなで行けば平気だよ』『みんなと食べる弁当が楽しみ!』。今年度最初の校外学習に出発前の子供たちはハイテンションです。愛育会の方と教職員のサポートを受け、安全で楽しい時間を自分たちの力で創りだしてくれたら嬉しいです。行ってらっしゃい!
清掃ボランティア
日曜日・月曜日を中心に校区でお祭りがありました。今日は、運営・ボランティア委員会の子供たちがお祭り後の清掃活動に取り組む日です。『思ったよりゴミがあって驚きました』『とっても暑くて大変です』『ゴミをちゃんと持ち帰れば拾うゴミがもっと少なくなるのになって思います』『がんばってたくさん集めました』『学校で環境のことも学んで今日の活動も少しは環境保全の役に立てたのかなと思うとうれしい気持ちになりました』。活動しながら子供たちもいろいろと考えたようです。子供たちに地域貢献の機会を与えてくださった地域のみなさま、ありがとうございました。
夏ノ暑サニモマケズ
夏がやってきたかのような蒸し暑さの中、昼休み、子供たちはグラウンドで元気よく遊んでいます。『よ~いドン』。1年生はALTの先生とかけっこで競争です。1回で終わるのかと思ったら2回目の競争が始まりました。子供たちの元気には流石のALTの先生もかなわないみたいです。ALTの先生、子供たちに付き合ってくださってありがとうございます。
愛称
5年生は総合的な学習の時間で幼稚園・保育所との交流を行っています。今日は2学級が校区内にある幼稚園と保育所にそれぞれ出かけます。『小さい子供たちと遊ぶのが楽しみです』。張り切って出発しようとする子供たちの胸にはお手製のニックネームシールが貼られています。愛称の付け方も様々で子供たちの感性が光ります。5年生も来年の1年生も楽しい時間を過ごしてくれると嬉しいです。行ってらっしゃい!
コンブ席
『お祭り行った?』『昨日お祭りで〇〇買ったよ』『いろんな物いっぱい食べて夜ごはん入らなかった』『今日はどうするの?午後から行く?』『今日は学童があるから家の人早く迎えに来てくれたら行けるかも!』。子供たちはお祭りの話で夢中です。ずいぶん楽しそうだなと思って聞いていると〇さんが『昨日、お祭りに行ったの?』と尋ねてきます。「いたよ。お祭りの本部の席でみんなの様子を見ていたよ」『コンブ席って面白いね、それ何?』「コンブじゃなくってホンブ」『じゃホンブって何?』「ホンブってお祭りの中心になる人がいるところだけど‥わかる?」『中心は分かるけどお祭りの中心って?』「‥」『まっいいか、今日も頑張って!』。〇さん、うまく説明できない自分を許し励ましてくれました。言葉って難しいです。
朝の一コマ
集団登校中は、一列に並んで歩いていますが、学校の敷地内に入ると、仲の良い友達や兄姉弟妹で並んで歩く姿をよく見かけます。
昨夜の家での様子や今日の学習について、楽しそうに話している姿や、俯き加減の弟妹に優しく寄り添いながら話しかけている兄姉の姿があります。心がほっこりする朝の一コマです。
エール
いつも元気な〇さんが今日はしょぼんとしています。「どうしたの」『イライラしてるんです、がんばって活動しているのに分かってくれない友達がいて、残念なんです』「そうなんだ、それで元気がないんだね」。話を傍で聞いていた◇さんが『自分にもそんなことがあったけど、気にしないのがいいと思うよ、自分がついててあげてもいいよ』と励まします。「流石上級生、◇さん頼りになるね、気分転換にパズルでもする?きっと落ち着くよ」。二人をさそってパズルを渡しました。『難しいね。でも頑張っててすごいよ!』。パズルをしている〇さんを◇さんがやさしく見守っています。パズルが完成すると『じゃあ元気出しなよ』〇さんを励まし、◇さんは教室に歩き出しました。◇さん、ありがとう!
さわやかな朝
さわやか運動が学校で行われました。保護司会や教育委員会の方々、雄山高校生、雄山中学生が来校され、みんなであいさつを呼びかけました。『いろんな人がいて、いつもと違って何だか緊張します』『知っている卒業生にあえて嬉しいけれど話しかけるタイミングがなくて戸惑っています』『一緒に活動できて楽しかったです』。子供たちの感想も様々です。みんなで一緒に何かに取り組むことのよさを感じた朝でした。
来校者
『まずいよ、ここにいたらつぶされちゃう!』『何がいるの?』『玄関のドアにカマキリの子供がいる!』『そうっとそうっと、慎重に慎重に』。〇さんがカマキリを捕まえます。『草のあるところに放してあげようよ』『もう少しカマキリ見ていたいな、あとじゃダメ』『自分にも見せて!』。子供たちはカマキリの子供に夢中です。しばらくして、カマキリは無事花壇に放たれようです。大きくなって、もう一度来校してくれたら、きっと子供たちは大喜びだと思います。その日が来ますように!
朝のプレゼント
1年生の〇さんたちが花壇の周りで話しています。『これニンニク?持ち帰っていいの?』「ニンニクじゃなくって球根だよ、札を見るともらえるみたいだね」『食べられるの?』「花壇に植えるとチューリップの花が咲くんだよ」『そうなんだ、今持って行ってもいい?』「ここの袋が使えるようだよ」『ラッキー、家に帰って植えてみよう!』。〇さんたちは大事そうに袋を抱えて玄関に入っていきました。きれいな花が咲きますように!
いただきまぁ~す
1年生と図工の学習をしました。自分の食べたい「ごちそう」を粘土で創る活動です。餃子・ポテト・おにぎり・ピザ・ハンバーガー・お寿司・パフェ‥。子供たちの想像は止まりません。子供たちの様子を楽しく見ているうちに何だか鼻がムズムズしてきたので「ティシュ取りに行ってくるね」と伝えると『教室にあるの使っていいよ』とやさしい子供たちがすすめてくれました。「〇〇先生、いただきまぁ~す」と言ってティシュを使うと子供たちが『え?えぇ~っ』と驚いています。「どうしたの?」『だって先生をいただきますって言ったでしょ。食べるってことじゃないの?』と教えてくれました。「確かに!」日本語って難しいです。
腹へったぁ~
『お~は~よ~う、ご~ざ~い~まぁぁぁ~す』。1年生の〇さんたちは毎朝、大きな声で出会った人に挨拶しています。今朝も玄関先で、かわいい声が響いています。「おはよう、毎日大きな声ですごいね。嬉しいよ」『お腹がすきました』『自分は90%くらい朝ごはん使っちゃいました』「大きな声でたくさん挨拶したから?」『多分。でも朝ごはんも、ちょっと少なかったかな?』「明日からはいっぱい朝ごはん食べないとね」『は~~い』。〇さんたちのような素敵な挨拶をしてくれる中央っ子に毎朝たくさん元気をもらっています。
アメにも負けず
『誰か油を~』。3年生の〇さんが叫んでいます。雨の影響で校内の湿度が高く、廊下等の床が湿っています。『ぞうきんが前にす・す・ま・な・い~っ』。〇さん、ずいぶんと苦労しながらも何とか仕事を続けます。周りを見渡すと同じような中央っ子がたくさんいます。『パワー出して頑張って』。上級生が優しい声で励まします。季節が移り、梅雨が近づいているようです。
ぬくもり
雨の朝、学校の玄関での一コマです。中央っ子のやさしく、あたたかい姿に気持ちがほっこりします。
びにょぉ~ん
『このソファーに座るの大好きです』『自分も好き』「なんで?」『座るところがいっぱいあるし、ちょうどよい硬さで跳ねるのも楽しいから』『でも乱暴にしたらダメだよね、家のソファーならピョンピョン跳ねてるけど』。2年生の子供たちはソファーがお気に入りです。「あんまり跳ねると危ないし、壊れちゃうからね。跳ねないようにするなら背もたれ使うとか」『なるほど』。早速2年生バランス遊びを始めました。子供は遊びの天才です。
うれしい一言
朝、児童玄関であいさつをしているときに、6年生の〇さんから、こんな言葉をかけられました。
「おはようございます。いつも元気をもらっています!」
子供の温かい一言で、教職員の心もぽかぽか、とってもうれしい気持ちになった朝でした。
おともだち
『人間の友達いますか?』。1年生の〇さんが尋ねてきました。「えっ?友達はいるけど‥どうしてわざわざ人間のって付けて聞いたの?」『何となく先生は普通の人間じゃないかな?と思って!』「そうなんだ、でも普通だよ」『分かった、それじゃあ犬の友達いますか?それから機械の友達も?』「いると言えばいるし‥‥」。〇さんの感性、とっても面白くて魅力的です。
校舎への思いを1枚の絵に
6年生は、数々の思い出が詰まった校舎の絵を描いています。今は、グラウンドで下書きした絵に彩色しています。これまでの学校生活を思い起こしながら、一人一人、自分の思いが表現できるように、色合いや筆遣いを工夫しています。どんな作品になるか、今から楽しみです。
やってみたら?
『おはようございますって言ってみようかな、どうしよう』。3年生の〇さんが迷っています。グラウンドで練習している中学生に声をかけたいなと思っているようです。「かければいいじゃん」『だって挨拶しても返ってこなかったら何か恥ずかしいし、でも、挨拶したいなって思ってるし‥迷うんだよね』「やってみないと分からないよ。それに、さっき、中学生から挨拶してるのも見たよ」『分かった、やってみる。お・は・よ・う・ご・ざ・い・ま~す』。〇さん中学生に声を掛けました。「おはようございます」。中学生も次々に挨拶を返してくれます。『やった、何か嬉しい』。〇さん、満足した顔で教室に向かって歩き出しました。
言葉の力
『書けたァ』『もうできけたの?』「自分の最高をめざせばいいんだよ」。4年生が学習のまとめをプリントに書いています。ただ、いつもと違う真剣さを感じて様子をうかがっていました。どうやら先生が文を書き始めると同時に子供たちも一斉に書き写し始めているようです。『先生、文が見えないので、もっとしゃがんでください』。子供たちは本気です。先生は書きながら文章を読んでいるので、ほとんど顔を上げず、言葉を聞きながら書き進めている子供もいます。このやり方で文を効率的に書くには、言葉をある程度のまとまりとして記憶しながら書く必要があります。もっと効率的にするには文脈から次の言葉を予測することも必要になってきます。子供たちが言葉や文章の流れを意識しながら書く経験を積むことで、子供たちの言葉に対する感は自然に鋭くなります。『普段、何となく書くより面白い』という〇さんのつぶやきは、活動にやりがいや楽しさがあることも分かります。継続は力、鋭い言葉の感性の完成、期待してます。続けて、がんばれ、続けて楽しめ4年生!
見てください!
『五百石駅は建物とかが周りになって町の中って感じがするんですけど、下段駅になると周り中が田んぼで全然景色が違っているんです』「なるほど、その通りだね。ところでこの写真や動画いつとってきたの」『休みの間に撮影に行ったり、インターネットで検索したりして集めました』「休みの日に?」『はい、面白そうだからやりました』。3年生の〇さんが自作のスライドを見せながら説明してくれました。3年生(「回答がわかちゃう」とは別のクラスです)では自分たちが調べた立山町のことを家族に伝えるための資料を児童用PCでつくっているようです。文面を考えている子やインターネットで資料を探していることなど一人一人の子供たちが、お互いに協力し合い、刺激し合って自分の作品づくりに励んでいます。できた作品、ぜひ見てみたいです。
回答がわかっちゃう
「マズイ!マズイ!これじゃ考えている人に他の人の考えが見えちゃう!」。3年生の担任が急いで電子黒板の画面を見えなくしました。『あ~っ消えちゃったぁ!』『もう考えていたから問題ないよ』。子供たちが先生の慌てぶりを見て笑っています。『よし、きっとこの方角だ』。3年生の子供たちが児童用PCを使って先生に「〇〇は◇からみてどの方角にあるのか」について自分の考えを送っています。自分の考えを画面で見直す子、友達と互いの考えを聞き合って一喜一憂している子、手順の分からない子のサポートをしている子など様々ですが、みんな課題について一生懸命考えています。楽しく学ぶ子供たちの姿に見ていたこちらも嬉しくなります。
受け止めつなぐ
『おはようございまぁ~す』。子供たちが挨拶運動に励んでいます。週明けからみんな頑張ってくれて嬉しいなと思って様子を見ていると4年生の〇さんたちが自作のプラカードをもって活動しています。「それ、どうしたの?」『挨拶を呼び掛けようと思って自分たちで作りました』「工夫を自分たちで考えるなんてすごいね」『いいえ、去年の4年生がやっていて思いつきました』「ちゃんと見ていたこともすごいし、よいと思ったことを実行に移したこともすごいね」『はい、頑張ります』。〇さんたちは笑顔で活動に戻っていきました。「よい真似をせよ、そのうち自分のものとなりてくる」。1階廊下の額の言葉が浮かんできます。
小さな応援団
『大丈夫?きっとできるよ。がんばってね、私応援してあげる』。1年生の授業でスライドの自動再生がうまくいかず困っていたのでお手伝いを始めたのですが、どうにもうまくいきません。様々なボタンを試しながら四苦八苦していた時、〇さんが近くにやってきてやさしい声で励ましてくれました。何とかボタンを見つけ自動再生ができるようになると〇さん『ありがとう、がんばったね』とほめてくれました。他の1年生も口々に「ありがとう」とお礼を言ってくれました。小さな応援団の励ましがとっても心にしみて、元気いっぱいになれました。ありがとう1年生のみなさん。
かっぱ?おかっぱ?
『3階の5年生教室の近くにゆうれいが出るらしいです』「興味深いね。案内してよ」『こっちです、こっち』。5年生の〇さんたちが案内してくれます。この扉にす~っと吸い込まれていくらしいんです。「どんな人」『河童って聞きました』『えっ?おかっぱの子って聞いたよ』「何だか話が怪しくなってない。とりあえず扉開けてみようか?」。5年生が扉の前にたくさん集まってきます。『お~っ中に部屋がある、ほこりすごいね。でも普通で何か安心した』『そ~お?自分はまだ何か出そうな感じがするけど』。5年生の怪談話、学校あるあるです。でも人影が本当に見えたとしたら誰だったのかなぁ?